2017.08.24

本「暮らしの文房具」

CATEGORY / MEMO

暮らしの文房具

8月30日に「暮らしの文房具」という本を出させていただきます。今回のテーマは暮らしの中の文具。日々の暮らしの中で私が愛用している64の文具を紹介しています。

一口に「暮らし」と言いましてもその幅は広く、それらを15のシーンに分けています。「伝える」「考える」「残す」「使い切る」「メモする」「集中する」「永く使う」「読む」「持ち運ぶ」「整える」「計画する」「旅する」「贈る」「補充する」「あつらえる」。

一例をあげますと、手紙の宛名書きをする時に必ず手にする万年筆、仕事を始める時にペンを置くトレイ、カレンダーの横に添える文具、旅に出る時に作る自分のためだけのガイドブック手帳など、それぞれの暮らしのシーンを豊かにしてくれる文具ばかりです。その文具のどういう点がそのシーンにしっくりとくるのか、永年使い続けるまでのストーリー、暮らしの中でのエピソードを書かせていただきました。

表紙のタイトル、そして64の全コラムのタイトルは私が万年筆で手書きしました(パイロットカスタム823B、パイロットブルーインク)。また、写真は一部スタイリストさんにスタイリングをお願いしました。やはりプロは違うもので、文具の配置などが絶妙なバランスになるものなんですね。まるで魔法のようでした。そうしたところもご覧いただけますと、うれしいです。

「暮らしの文房具」玄光社

暮らしの文房具

暮らしの文房具

暮らしの文房具

暮らしの文房具

暮らしの文房具


2016.11.24

昨年の自分に会える日記

CATEGORY / ノート・メモ

これまで日記というものをつけたことがない。唯一少それらしきことをやっているのは、「時計式ToDo管理ふせん」の書き終わったものを1日1ページ手帳「EDiT」に貼って、一言だけその日にあったうれしかったことなどを書くようにしているくらいのものだ。日記などと呼べるものではないが、ちょっと余白があったので試しに書いてみた。もう8冊くらいになって、数年前のものをめくって見てみると、これが結構面白い。数年前のこの日はこんなことがあったのか〜などと懐かしむことができる。スケジュール帳も12年分くらいとってあるが、それは昔のものを見てもいっこうに面白くない。その理由が最近わかった。おなじ昔のことでも、スケジュール帳にあるようないつだれに会ったという「事実」の羅列は見ていてもちっとも面白くないが、その日にどんな気持ちだったかといった「感情」的なことは面白いということなのだろう。

ライフの3年連用日記は、各ページが○月○日ととなっていて、それが3年分書けるようになっている。がんばって一年書き終わると、グルリと巡って前年の自分に会える。その日にどんなことを感じたかをちょっとだけ書くだけでもきっと、一年後の自分は楽しんでくれるに違いない。

このライフの3年連用日記は、こうした上製本にはめずらしく1ページ目からしっかりと開く、よくあるものだと1ページ目の綴じもとは貼り付けられていてうまく開かなかったりする。ライフのこの日記では見返しページを2ページ作ることでそれを解決してくれている。1ページ目からいいスタートが切れる。また、表紙は辞書のようなしっかりしたもので、製本の接着剤には自然由来の「にかわ」を使っている。3年後はもちろん、何年後にも過去の自分に気持ちよく会える日記だ。

ライフ 3年連用日記
A5 3,000円、2,600円。B6 2,600円、2,300円。(いずれも+Tax)

ライフ 3年連用日記

ライフ 3年連用日記

ライフ 3年連用日記

ライフ 3年連用日記

ライフ 3年連用日記


2016.05.15

文具の絵本

CATEGORY / 何度も読み返したくなる本

文房具のやすみじかん
文房具のやすみじかん
文房具のやすみじかん
鉛筆はどうして書けるのか? 消しゴムはなんで消せるのか? 鉛筆は消せるのに、色鉛筆はなぜ消せないのか? 日頃あたり前のように私たちが使っている文具の中でも「書く・消す」に光をあてて分かりやすく紹介した絵本です。人は書いたり消したりを繰り返しながら、勉強をしたり、仕事を進めたりしています。文具の基本と言ってもいいでしょう。その書ける仕組み、消せる仕組みを知った上で、鉛筆や消しゴムを使った方が人と文具との距離がぐっど近づいて、いい関係でいられると思います。お子さん向けの絵本ですが、大人の方々にも、なるほど〜そうだったのか。。ときっと楽しんでいただけます。「文房具のやすみじかん」とは、勉強や仕事をしていない時、つまり人に使ってもらっていない時です。絵本の中では人がいない時に文具たちが机の上でこっそりと動きだします。

「文房具のやすみじかん」福音館書店 おかげさまで重版出来。「王様のブランチ」で紹介されました。(2016年5月14日)


2016.05.06

いつもと違う読書体験

CATEGORY / 何度も読み返したくなる本

文鳥文庫
文鳥文庫
文鳥文庫
文鳥文庫
文鳥文庫
文鳥文庫
短編小説。短い中にも独特な世界が立ち上ってくるものに出会えると、とてもうれしい。この「文鳥文庫」は、短編小説をまとめた本。この体裁が面白い。装丁というよりもパッケージになっていて、あけると中には8編の短編小説がそれぞれ紙のケースに入っている。ちょうどLPレコードジャケットから取り出すみたいにすると、中から短編のコアが出てくる。これがまさにコア(本質)だけ。表紙もなければ、しおりもなく、短編小説の心臓部がそのまま出てくる。製本されずに蛇腹状になっている。サイズとしては文庫本なのだが、この読書体験はこれまでにないものがある。一編の小説を手の平に載せてページをめくりながらというよりも折り返しながら読んでいく。当然に見開きもよく、心地よい読書が味わえる。あまり急がずにいつもよりもゆっくりと文字を追っていきたくなる。

文鳥文庫 第二弾「刺青」谷崎潤一郎、「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」村上春樹、「メリイクリスマス」オー・ヘンリーなど


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