文具で楽しいひととき
CATEGORY / MEMO
PLOTTERの旗艦店「PLOTTER TOKYO」。2025年9月23日のオープンを前にプレス内覧会に伺ってきた。私は原宿駅から向かった。竹下通りを久しぶりに通りすぎ、明治通りを左折し、道が二つに別れるところを右に曲がった少し先の路地に細長い個性的な建物がある。
見た目はナローだが、中に入ってみると意外とワイドだった。しかも変化に富んだ空間になっていた。不思議と狭さは感じない。ショップのコンセプトは「プロッターたち(計画する人、構想する人)がクリエイティブ コミュニケーションで繋がる特別な場所」。随所にそのこだわりが感じられた。
1階はPLOTTERの定番商品が並ぶ空間。
リフィルが斜めに並ぶオリジナル什器は選びやすく、見応えもある。
厚めの紙に箔押し印刷された個性的なペーパーディバイダー。プラスチック製が多い中、紙の風合いが楽しめる。印刷された所に指先を添えると、わずかに凹凸を感じる。
階段を少し上がったところにあるPLOTTERの活用法を紹介したディスプレイ。
横から見ると後ろ側にレザーバインダー、手前にリフィルとレイアーになっている。
階段の手すりは贅沢にも革巻きに。手触りを楽しませてくれる。
2階に上がると、大きな革にPLOTTER ブランドディレクター斎藤崇之さんが描いたドローイングが展示されている。思わず見入ってしまう。ちなみにポスカで描いたという。
その床にはプロッターのトレードマークが真鍮でデザインされている。今は新しいがだんだん味わいが増すことだろう。
天井を見上げると雲をイメージしたという和紙で作られた装飾がある。最近はデータをクラウド(雲)にアップロードすることが多くなったが、そんな中あえて手書き派のPLOTTERは雲をリアルに表現。
2階はPLOTTER旗艦店ならではのリミテッドエディションが並ぶ。
「Embrace」モデル
PLOTTER TOKYOの建物のコンセプト『Embrace(2つの要素が共鳴しあう)』を体現したモデル。オモテ側は日本の伝統である漆の技術が使われ、美しさと耐久性を併せ持つ。内側はナチュラルなヌメ革が使われている。
光加減によっては美しい輝きを見せてくれる。
エッジを見ると2枚の革を貼り合わせているのが分かる。
個人的にはホワイトがいい色合いだと感じた。
「HORWEENプレデター」
しっかりとした厚みがありながら上品さも併せ持つ独特なレザー。内側の刻印がいい。
「HORWEENホースレザー ヌメ」
馬革で有名なHORWEEN社。植物タンニンなめしの上、90日以上オイルに浸透させたホースレザー。斎藤さんが使い込んだタイプも展示されていた。色味が濃くなり艶やかさも加わっている。革そのものが楽しめるモデルだ。
リミテッドエディションのパッケージはグレー。
2階からさらに上がったところに斎藤さんの仕事場をイメージしたという作業スペースがある。イベントの際はここでカスタマイズなども行われるという。
オリジナルのペンシースや真鍮製の定規なども。
PLOTTERの魅力がギュッと凝縮された密度の高い空間だった。
PLOTTER TOKYO
東京都渋谷区神宮前3-29-3
営業時間 12:00〜20:00 定休日 火曜日(祝日の場合は営業)
CATEGORY / ニュース
「フレームマンスリーペーパー 私の使い方2025」pen-info フレームマンスリーペーパー
CATEGORY / ニュース
「私のスタンダード&ノーマル」ぺんてる グラフギア500 など
CATEGORY / ニュース
「情報カード メモ」ライフ 情報カード A6サイズ
CATEGORY / ペン
趣味の文具箱の表紙に掲載され、鮮烈なデビューを飾ったKAYOU+の製図用シャープペン「エイムビジョン」シリーズ。先日プレス向けの発表会に出席してきた。サンプルをエイムビジョンプロとスタンダードモデルのエイムビジョンを1本ずつ提供いただいた。私の手がそれぞれをどう感じたかを比較をして紹介してみたいと思う。
結論から言うと、私の手はスタンダードなエイムビジョンの方がしっくりときた。日頃から比較的軽いペンシルを使っているので、軽量で取り回しのしやすさがフィットした。
エイムビジョンプロを握った時の第一印象は、重い、少し太いかなというものだった。グリップをノギスで比較すると、いずれも9mmほどと違いは見られなかった。しかし、握った時の印象がプロの方が太く私には感じられた。これは握りごこちの差なのだろうか。ラバーの飛び出し具合がプロの方がやや高くベースのメタルにはローレット加工もある。
ラバーとローレットをいっぺんに指先が感じるという個性がある。スタンダードのエイムビジョンはラバーの突出も控えめでベースのメタルもスムース。大人しさのある握り心地だった。
後軸がエイムビジョンの方はプラスチック製だと言うが、質感的にそうとは見えないものがある。手にしてそうかと感じるギャップも楽しい。そこが8角軸ボディで、グリップよりもわずかに太くなっている。指先を這わせると境のところに段差を感じる。プロの方はみるからにメタルで予想通りの重量感があった。
ノックボタンの大きさ、そして材質の違いからかノックを押した印象そして音も違う。
全長もスタンダードのエイムビジョンの方が1mmちょっと短い。
数値で比べるとスタンダードなエイムビジョンは軽く・短いということになるが、それが合わさった総合力としての握りごこちは私の好きな「ふつうさ」があった。
逆に言うと、プロの方は重厚な贅沢感がある。
この2本の比較の中では、私はエイムビジョンの方が好みだが、それぞれの手で判断するのがいいと思う。
KAYOU+ 公式サイト
CATEGORY / ニュース
「すぐ書き出せる」pen-info 速筆ペンホルダー
CATEGORY / イベント
2025年8月9日(土)〜8月17日(日)、東京代々木のショップ「WRITE&DRAW.」さんでpen-info POP-UPを今年も開催します。
pen-info の商品販売を行うほか、今回はワークショップも開催します。
テーマは「思考を整理する 4分割ノート術」
私土橋が普段から実践しているノート術です。Wマージンペーパーの紙面を4分割して書いていくものです。アイデアを考える時、記事を書く時、YouTubeの話す内容を考える時、資料を作る時など、アウトプットする時に活用しています。頭の中にぼんやりとあるけど、まとまっていないものをこの4分割というフォーマットで考えていくと頭の中からスラスラと出していけるのです。
ワークショップでは、4分割ノート術の基本的な書き方をはじめ、実際に皆さんに書いていただくワークを行います。
仕事だけでなく、きっと色々な場面で役に立つノート術だと思います。
ぜひ、ご参加ください。
ワークショップ日程
8/9(土)11:00〜
8/10(日)11:00〜
8/11(月)11:00〜
8/12(火)15:00〜 満席
8/14(木)15:00〜
8/15(金)15:00〜
8/16(土)11:00〜
8/17(日)11:00〜
定員は各回とも5名様。
ワークショップは1回45分間を予定しております。
ご参加料 1,000円/お一人様1回 *当日WRITE&DRAW.さんにお支払いください。
(WマージンペーパーA4を5枚、Paper Dock1冊、アイデアルクリップ大小各1個付き)
ペンだけご持参ください。
会場:WRITE&DRAW.店内
参加お申し込みは
info@pen-info.jp にメールでお申し込みください。
参加希望日、お名前を明記ください。pen-infoから「申し込み受付」のメールが届いた時点でお申込み完了となります。
CATEGORY / ニュース
「新旧の鉛筆を使う」三菱鉛筆 8800 鉛筆など
CATEGORY / ニュース
「2種類のラインで流れる雲を表現」プラチナ万年筆 #3776 センチュリー 富士雲景シリーズ 絹雲
CATEGORY / ニュース
「適切な低重心」ぺんてる グラフギア500 0.9mm