文具で楽しいひととき
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「適切な低重心」ぺんてる グラフギア500 0.9mm
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「さらし布でインクを拭く」晒し布
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ポスタルコが発案・デザインして、カリモク家具が制作した新しい家具モジュールシステム「STAKKO(スタッコ)」。Stacking(積み重ねる)から来ている。
展示「STAKKO Chunks & Blocks」をKARIMOKU RESEARCH CENTERに見に行って来た。
無垢の木材を使って作られた箱。それを縦に積み重ねると棚に、横にも並べると本やレコードを入れておける収納棚にもなる。外からは見えないが、上に積み上げるときは、それぞれをネジで止めているので安心。
色々なパーツがあり、座面を載せると椅子に、ソファーの座面もある。基本は箱なのだが、ベース部分やコーナーを飾るザクザクと面を残すパーツを四隅にセットしていくことで、箱の存在感は薄まり棚であったり椅子であったりと、一つのフォルムに仕上がっていた。
棚の中を隠したい時にも色々選べる。たとえば握りやすいザクザクとした加工の取っ手のついた蓋がある。上に少し持ち上げてから斜めにして外す。この取っ手はポスタルコ マイクさんが図面だけでなく、ダンボールを積層させたものを自身で削って試しながらデザインしたという。道理で握りやすいはずだ。
また、縄のれんやラグのようなざっくりとしたものもある。箱の内側には電気コードを通せる穴もあったりとよく考えられている。
箱を両サイドに2つずつ積み重ねて、テーブル用の天板を載せればデスクに、箱を1つに減らせばソファーの前に置くテーブルにも。
家具はその時の生活スタイルで必要なものが変わっていく。二人暮らしから子供ができ、その子供が巣立っていくなど。そうしたライフスタイルの変化にもこうしたユニット式だと手軽に変えられる良さがある。
壁に描かれている大きなイラストは、原画をプロジェクターで壁に投影してそれを三菱鉛筆のポスカでなぞって手描きしたという。なるほど手描きのタッチが残っていた。
2025年8月8日までKARIMOKU RESEARCH CENTERで展示されている。今後販売を計画しているという。
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「ギザギザクリップ」ICO Giant Paper Clip
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伊東屋のオリジナルブランド「ロメオ」。マーブル模様が美しいボールペンが有名だが、このほどノートもお目見えした。「ユーリカンノート」という。
手にしてみると、牛革の質感がやってくる。とても薄くすかれている。中芯は入っているので、ハードカバーとソフトカバーのちょうど中間くらい。コシはありつつもしなやかさがある。パラパラとページをめくっていくのがやりやすい。
私のは「白雲石(はくうんせき)」という少し明るめのグレー。小口は天金加工でピンクゴールドに近い色合いをしている。おそらく女性向けのカラーなのだと思うが、私はこの色が気に入っている。
早速「瞬記」に使い始めている。瞬記とは日記のようなもので、書くときに頭にあることを書くだけの気楽なもの。このノートにはぜひ万年筆で書いてみたかったので、この用途にしてみた。
紙面は控えめなカラーのドットフォーマット。計ってみると3.5mmドットだった。2倍にすると7mmとなるので、いつもの罫線感覚で書きやすい。そして全ページにページNo.が印刷されている(全208ページ)。巻頭にはインデックスに使えるページもある。せっかくのページNo.だが、私はページNo.に縛られずに自由に使っていくつもりだ。今後書いていく中で、このページは後で参照するかもという時があれば、その時はインデックスにページを書き出してこうと思う。そんな緩やかな使い方。
いつもの万年筆で書いてみた。プラチナ万年筆 # 3776センチュリーのF。書いてすぐ感じたのは、書きごたえがあった。なめらかさよりも紙の細かな繊維を細字のペン先が一筆一筆ずつ捉えていく。程よい書きごたえがあった。ゆったり書いていくのにはむしろ相応しい書き味の紙という印象を持った。私の用途である瞬記にはちょうどよいかも。インクのにじみはなく、いつもの細字の文字が書いていける。裏面に抜けることもなかった。
瞬記は一冊を書き終わってから、数ヶ月先にパラパラと読むのが楽しい。日常の些細なことを書き残している。書いている時はあまりにありふれた日常で何の面白みもないのだが、数ヶ月経って読み返してみると、そんなことあったのかとすっかり忘れていることばかり。意外と新鮮に読み進められる。このノートはしなやかな革表紙なのでパラパラと読んでいくのも楽しそうだ。
ロメオ「ユーリカンノート」
https://www.ito-ya.co.jp/tokushu/2024_ROMEO_ARRIVAL.html
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「フラットポケットメモ」&B スナッペン