文具で楽しいひととき
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「さらし布でインクを拭く」晒し布
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ポスタルコが発案・デザインして、カリモク家具が制作した新しい家具モジュールシステム「STAKKO(スタッコ)」。Stacking(積み重ねる)から来ている。
展示「STAKKO Chunks & Blocks」をKARIMOKU RESEARCH CENTERに見に行って来た。
無垢の木材を使って作られた箱。それを縦に積み重ねると棚に、横にも並べると本やレコードを入れておける収納棚にもなる。外からは見えないが、上に積み上げるときは、それぞれをネジで止めているので安心。
色々なパーツがあり、座面を載せると椅子に、ソファーの座面もある。基本は箱なのだが、ベース部分やコーナーを飾るザクザクと面を残すパーツを四隅にセットしていくことで、箱の存在感は薄まり棚であったり椅子であったりと、一つのフォルムに仕上がっていた。
棚の中を隠したい時にも色々選べる。たとえば握りやすいザクザクとした加工の取っ手のついた蓋がある。上に少し持ち上げてから斜めにして外す。この取っ手はポスタルコ マイクさんが図面だけでなく、ダンボールを積層させたものを自身で削って試しながらデザインしたという。道理で握りやすいはずだ。
また、縄のれんやラグのようなざっくりとしたものもある。箱の内側には電気コードを通せる穴もあったりとよく考えられている。
箱を両サイドに2つずつ積み重ねて、テーブル用の天板を載せればデスクに、箱を1つに減らせばソファーの前に置くテーブルにも。
家具はその時の生活スタイルで必要なものが変わっていく。二人暮らしから子供ができ、その子供が巣立っていくなど。そうしたライフスタイルの変化にもこうしたユニット式だと手軽に変えられる良さがある。
壁に描かれている大きなイラストは、原画をプロジェクターで壁に投影してそれを三菱鉛筆のポスカでなぞって手描きしたという。なるほど手描きのタッチが残っていた。
2025年8月8日までKARIMOKU RESEARCH CENTERで展示されている。今後販売を計画しているという。
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