2017.01.12

ポスタルコ リュック

CATEGORY / カバン

ポスタルコ Three pack リュック

リュックを新調してみた。日々事務所へ行くときは自転車で通勤しているので、リュックは私の日常生活の必須アイテム。これまでポーターヒートというバリスティックナイロン素材のリュックを愛用してきた。1つ目のものは8年くらい使い倒し、次も同じものを使ってきた。とにかく頑丈で安心して使っていけるものがあった。しかし、今年には50代に突入するということで、少し落ち着いたものに替えてみようと頭の片隅でずっと思っていた。そこで、先日かねてより欲しい欲しいと思いこがれていたポスタルコの「Three Pack」を購入した。ちなみに、これまで使っていたポーターヒートは息子に譲った。

「Three Pack」の最大の特徴は、ブリッジ構造を取り入れているところ。どういうことかというと、ショルダーの付け根を見ていただきたい。クロスするように斜めに縫い込まれている。これは吊り橋の原理を応用しているそうだ。橋の構造が「重さを分散している」ことに注目し、まっすぐではなく吊り橋のように2本を斜めにしている。こうすることで「しょい心地」が格段によくなる。荷物をたくさん入れるとリュックと背中に隙間ができることがあるが、この「Three Pack」では隙間がほとんど出来ずとてもフィットしたしょい心地になるのだ。リュックのしょい心地は肩にかかるショルダーベルトが左右しているものとばかり思っていた。たしかにそれも大切だが、背中のスキ間という点も大切なのだと、この「Three Pack」は教えてくれた。

「Three Pack」というように収納スペースは3カ所に分かれている。ワンポケット式だと荷物はどうしても下にたまってしまう。3室あることで荷物をバランスよく収納でき、リュックの姿もへんに下側だけふくらんだりということもなく美しい姿が保たれるのだ。これも先ほどのフィット感のあるしょい心地に貢献しているようにも思う。見た目のわりに収納力も23リットルとタップリある。

素材は「ハンマーナイロン」というもので、まさにハンマーでたたいたような加工だ。これがとてもハリがあって、荷物を入れずに空っぽ状態でも自立してしまう。80,000円+Taxとリュックにしては少々高めだ。ただ、これまで使ってきたポスタルコ プロダクトは長く使えるという印象を持っている。一番長いもので、「リーガルエンベロープ」はすでに12年目を迎えている。長く使えると共に深い味わいが出てくるのも魅力だ。きっとこのリュックも10年くらいは軽く使えると思う。それを考えれば決して高くはない。いい買い物をしたと大満足している。

*ポスタルコ Three Pack

ポスタルコ Three pack リュック

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