2008.02.05(148)

「メタルペン先のトラディオ万年筆」

ぺんてる

トラディオ TRF

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

ぺんてるの「トラディオ・プラマン」、サインペンやマーカーとも違う独特な形状をしたペン先が特徴。しかも、そのペン先は、特殊プラスチックで出来ていて、まるで筆ペンで書いたようなトメ、ハネ、ハライの効いた文字を生み出すことができる。

「プラマン」とは、プラスチック万年筆の略。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

このトラディオ・プラマンで書いていると、いつもよりも、なんだか自分の文字が上手くなった気分が味わえるので、個人的に大いに気に入っているペンのひとつである。

そんなトラディオ・プラマンは、海外でも人気者で特にフランスでの人気は大変なものらしい。そうしたフランスをはじめとするヨーロッパでは、カラフルなマーブル模様など豊富なカラーバリエーションがある。

■ トラディオの万年筆タイプ

先日、とある方からフランスで手に入れたという面白いトラディオのペンを見せていただいた。それは、なんと万年筆。万年筆と言ってもこれまでのようなプラスチック製のペン先ではなくメタル製のペン先なのだ。しかもまさに万年筆のペン先が付いている。どうやら、この万年筆は、ヨーロッパの小学生用万年筆として売られているらしいとのことだった。

これまでのトラディオ・プラマンは万年筆と銘打っているもののいかんせんプラスチック製ペン先なので、学校用万年筆としては使われてこなかったのだろう。ペリカノジュニアなどと同じようにしっかりと学校でも使ってもらえるように今回、新たにメタルペン先を出してきたのかも知れない。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

ボディは、日本でもお馴染みのあの独特なフォルムがそのまま活かされている。ただ違うのは、そのカラーリング。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

今回はターゲットが子供ということだからなのだろうか、これまでのヨーロッパ バージョンよりもさらにポップになっている。注目すべきは、大人も使えるクールなメタルバージョンも2本揃っていることだ。

どれもキラキラとしたメタリックボディなので、一見すると、金属ボディに見えるが、これがプラスチック製。手にしてみると、トラディオ・プラマンよりもほんのわずかに重いくらいだ。トラディオのキャップには、窓が付いている。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

もともと、この窓は、インクの色を確認するためのものだ。と言うのも、トラディオ・プラマンは、黒・赤・青の3種類があるがどのペンもはたからみると同じブラックボディになっているため、外観だけでは色の区別がつかない。

今回の万年筆タイプでは、そこからメタルのペン先が見えるというちょっとした演出効果を生んでいる。そのキャップをはずすと、今回の主役であるメタル製のペン先が現れる。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

いつもと違うペン先なのだが、昔からこういうペンがあったのでは、、と思えるくらいの自然さ。とって付けた感など微塵も感じられない。ペン先はシルバー仕上げと金メッキとシルバーのコンビの2種類がある。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

いずれもスチール製。ペンには「Pentel」の刻印まである。スチール製ということで、さすがにしなりはないが、子供用万年筆らしく太字系なので、滑らかな書き味になっている。そもそも子供用万年筆というものは、生まれておそらく初めて手にする万年筆ということになるのだと思う。

そういう意味では、「万年筆とはこういうものだ」と、第一印象を植え付けてしまう責任重大なペンとも言える。ペリカノジュニアやラミーサファリがあんなに書き味がいいのは、そんな理由があるからかも知れない。そういう目で、このトラディオ万年筆は見ても、申し分はなく、自分の息子にもぜひとも使わせてみたい思える書き味だった。

インクの交換方式は、カートリッジ式のみ。あらかじめロングサイズのカートリッジがボディに1本備わっている。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

こんなに説明しておいて、なんだが、このトラディオ万年筆はヨーロッパのみの販売で現在、日本では販売されていない。ヨーロッパ現地では約16ユーロで販売されているという。今回のトラディオ万年筆、ぜひとも日本でも販売してもらいたいものだ。

販売された暁には少なくとも、私は、息子2人の分も含めて3本は買う予定だ。さすがにそのためだけで逆輸入をしたら1本数万円くらいになってしまうかもしれない。でも、この万年筆はなかなかいいと思う。

ぺんてる トラディオ TRF 万年筆

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