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速筆ペンホルダー A7ノート&メモ

ペンだけでは書くことはできない。ノートだけでも書くことはできない。この2つが一緒になってはじめて私たちは書くことができる。だからペンとノートは常に一緒にいるべきなのだ。このことはずっと思っていることだ。最近はそれにもう一つのこうしたいというのが加わった。それぞれ好きなペン、ノートで書きたいと考えるようになった。それが実現した。
■ シンプルに見えて実は多機能
素材はしっかりとした厚みのある帆布。速筆ペンホルダーと同じ素材である。A7サイズのノートもしくはリングメモがセットできるようになっている。ノートは横にページが開く。メモは縦にページをめくっていく。めくる方向が違う、この2種類がセットできるようになっている。本体の横に差し込み口があって、ノートの後ろ側の表紙を差し込んでいく。加えて本体の上にも別な差し込み口があり、メモはこちらにセットしていく。
横と上の差し込み口は内側では繋がっておらず、全く別の空間になっている
ノートは裏表紙だけにさしていく
メモは上からこのようにさしていく
ノートもリングメモも後ろ側だけをセットしていくのが、このアイテムの特徴である。いわゆるノートカバーだと表紙も裏表紙も両方差し込んで全体を覆うので、どうしてもかさばる。後ろ側だけなので全体的にスリムになる。
このようにそれぞれのノートの顔である表紙が出ている状態に
そして、裏面には速筆ペンホルダーがついている。下側は縫い込んでおらず筒抜け状態に。ペンホルダーの幅もゆったりとしているので、多色ボールペンなど色々なペンがセットできる。
ノートとペンをセットしてもご覧の通りのスリムさ
■ セットできるノート・メモそしてペン
世の中にはA7サイズのノートやリングメモは意外とたくさんの種類がある。私が調べた範囲ではここに紹介したノート・メモはセットすることができた。なおリングメモはセットした時に、どうしてもリングの部分がわずかに飛び出す格好になる。ただこうなることでパラパラとめくりやすくもなる。
ロディアの11番は、この様にかなり出っ張ってしまう
セットできるペンの選択肢も多い。個人的にサイズがちょうど良いと感じているのは、カランダッシュの849ボールペン、844ペンシル。そんなに長くないので大きく飛び出さずに済む。一方ラミー2000の4色ボールペンあたりもゆうゆうと収まる。私は黒鉛芯で書きたい派なので、2mm芯ホルダーをセットしている。ただドロップ式だと書き始めの芯を出すときにどうしても両手が必要になる。サッと片手で書き始められるようカチカチとノックして芯が出る三菱鉛筆のフィールドにしている。
フィールドのグレーは2H芯が入っているので、Bの芯に入れ替えている
基本は1本のペンをセットすることを想定しているが、ペンの太さによっては2本さすこともできる。
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とてもコンパクトに、好きなノートとペンをひとまとめにできる。私はポケットに入れておいて、あれ買わなくっちゃとか、人から聞いた情報をさっとメモしたり、電車の中で手の平でひと仕事をしたりと大いに活用している。
私はノートを横に使う癖があるので、この「速筆ペンホルダーA7ノート&メモ」でも横にして書いている。もちろん縦にも使うこともできる。とにかくペンとノートが一緒になっているので、まさに速筆ができる。
pen-info 速筆ペンホルダーA7ノート&メモ
590&co.さんでも販売されています。
セットできるA7ノート・メモ
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