文具で楽しいひととき
トンボ鉛筆
2558 消しゴム付き鉛筆

今、私の中でひそかに評価している鉛筆がトンボの消しゴム付き鉛筆の2558というモデル。昭和の空気をまとった懐かしさあふれる鉛筆だ。子供の頃(昭和)、家の黒電話の横にこの鉛筆があった。ダイニングの棚の引き出しあたりにも短くなったこの鉛筆がコロンと入っていた記憶がある。私の幼少期の記憶に刻み込まれた鉛筆である。でも大人になってからは全然使っていなかった。むしろ敬遠していたと言ってもいい。それが急に新鮮に見えて、使ってみたら驚くほどよかった。
■ 消し味
私が評価しているのは、実は消しゴムの部分。この手の鉛筆の後ろについている消しゴムは、一応消せるけど消し心地がすごくいいという印象はない。この2558はそれが違った。さすが消しゴムにこだわるトンボ鉛筆だと感じた。消してみると、こすった時のよくあるカサカサ感が大人しめだ。四角い消しゴムのようななめらかさとまではいかないが、それに近い消し味がある。ゴシゴシと消すと、優しく文字を消し去っている感触が手に伝わってくる。消字性もなかなかいい。消しカスもあまり出ない。
パッケージには「高性能ゴム採用」と誇らしげに記載されている
■ 書き味
私はHARDBLACK(HB)を使っている。ちなみにこの他にBLACKとHARDもある。書いてみると少しカサッとしたタッチが伝わってくる。HARDBLACKにしては少し筆跡も薄い気がする。さすがにトンボのモノ鉛筆のあのなめらかさには及ばない。当たり前だが。それでも私の求める「ふつう」の中に十分入る書き心地ではある。普段使いのザザッと書くにはむしろちょうど良い。
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この鉛筆をリビングルームに常備している。子供の頃もリビングの黒電話でよく見かけたが、やはりリビングが似合う鉛筆なのだろう。私はA5のスナップパッドに速筆ペンホルダーを取り付けてそこにさしている。ソファのサイドテーブルにポンと置いている。仕事をしていない時、ここに体を沈めてリラックスしていると、色々なことが頭に浮かぶ。仕事をしているときは頭が回転しているが、仕事をしてない時は回転がない分、脳の中に空白があるせいかシャボン玉のようにアイデアやあれやらなくっちゃということがポンポンと浮かんでくる。それを2558でササっと書きとめる。黒電話時代も両親が何かをよくササっとよく書いていた。2558はササっと筆記がやはり似合う。
気になるのは芯と消しゴムのどちらが先になくるかということ。理想は両方が同時に無くなるのがいいが、そんなことはまずないだろう。気にはなっているが、まぁあまり気にせず大いに書いて大いに消していこうと思う。
pen-info SHOPでは、オススメ鉛筆セットの中にこのトンボ2558が入っています。
スナップパッドA5
速筆ペンホルダーA5スナップパッド
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