2021.09.07(489)

「私の引き出し」

ポスタルコ

ツールボックス

ポスタルコ ツールボックス

私の机には引き出しがない。

ポスタルコ ツールボックス

この机というのは仕事場(ホームオフィス)で使っているもので、あえて引き出しを付けなかった。理由は「器」があると、私はモノでいっぱいにしてしまうことがわかっていたからだ。これまでの経験からクローゼットもそうだし、本棚などそこに空間があると、その器の大きさ一杯にモノを入れてしまっていた。そのことを私自身十分認識していたので、大きな器である引き出しを作らなかった。ひとたびモノが増えてしまうと、そこから何を取り出そうとしても、その都度「選ぶ・探す」がつきまとう。そもそもモノが少なければ、すぐにモノが手に取れて次の行動に向かっていける。特に仕事場では仕事そのものに集中できるようになる。だから、元を断ち切る意味で机の引き出しを作らないことに決めた。

とは言え、全くモノがないと仕事もままならない。そこで、小さな小さな器にすべくポスタルコのツールボックスを私にとっての引き出しにすることにした。かれこれこのスタイルを8年間続けている。これが実に快適。

■ パカっと開く

ポスタルコ ツールボックス

横長スタイルで厚みは2cmほど。見かけによらず懐が深くたくさんのペンをはじめとする文具類を収納しておける。ボタンをパチンと外すと、そうしようとは思わずともツールボックスは自ら真ん中から自然に折れていく。それに従って板チョコを二つに折るように開ききると、すっかり折りたたまれて自立する。真横から見るとちょうどアルファベットの「W」のようになる。

ポスタルコ ツールボックス

ポスタルコ ツールボックス

これが実に考えられている。真ん中から折りたたまれることで2室に分かれる。しかも、それぞれの底が浅くなるので、中に入っているペンなどが取り出しやすくなるのだ。引き出し用に使っている私は中にわずかなペンしか入れていない。シャープペン系は0.5mm、0.7mm、0.9mm、そして2mm。鉛筆はBLACKWING、赤鉛筆にグレーの色鉛筆。ボールペンは1本だけ。それに定規、消しゴム3種、ふせん2種。これだけである。これで十分私の仕事は回っていく。

ポスタルコ ツールボックス

ポスタルコ ツールボックス

■ 私は斜めに置いている

ポスタルコ ツールボックス

せっかく自立するツールボックスを私は立てずに横に寝かせている。

私のデスクには「PANTA」という12度の傾きがついたスタンドを置いている。ここにノートや書類を立てている。12度という傾きにより、ノートや手帳がうまい具合に立てておける。その手前にツールボックスを横に寝かせている。当然、ツールボックスも12度に傾く。この角度がまた絶妙で、仕事をしながらツールボックスの方を見ると中身がうまい具合によく見えるのだ。何かを取り出そうとした時に、覗き込まなくても自然に手に取れる。この横置き、どことなく引き出しっぽい。

ポスタルコ ツールボックス

ポスタルコ ツールボックス



ツールボックスは2008年に使い始めているので、もう10年以上の付き合いになる。レザーの部分もすっかりいい味わいが出てきている。引き出しとしての役回りを机の上でずっとこなし続けている。ふだん仕事をしていても中に入っているペンばかりに目が行って、器としてのツールボックスに注目してあげることが、そう言えば全然なかった。まぁそれだけ自然な使い心地ということでもある。あまりにも自然に常にデスクにある存在だったので、pen-infoで紹介するのをすっかり忘れてしまったほどである。

ポスタルコ ツールボックス

ポスタルコ ツールボックス

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