2012.08.14(261-3)

「ISOT2012 3」

ISOT2012

国際 文具・紙製品展レポート

■ 久々の ISOT 出展 ライフ

ISOT2012

ライフブースではライフらしい、すてきなデザインのノートが発表されていた。まず一つ目は「 RENOVER(レノバー)」というノート。

ISOT2012 レポート

くどくどと説明するよりも、この表紙をとくとご覧いただくのがいいと思う。ノーブルノートのまるで弟分とも言えそうなクラシカルないい顔だ。色合いもシックでいい。「RENOVER 」とは、「RENOVATION」と「OVER」をつなげた造語。「改革し、その先に向かう」という意味を込めたという。

ちなみにノーブルノートの生みの親であるライフの斉藤裕さんは今回から商品企画の第一線から退き、若手に譲っている。「改革そして、その先に向かう」という言葉の内には、今やライフの顔とも言える「ノーブルノート」を超えたいという想いが込められているのかもしれない。中の紙は、「L ライティングペーパーホワイト」で5ミリ方眼、無地、8mm 横罫の3種類。

ISOT2012

そして、もう一つはガラッと雰囲気が変わって明るいカラーのノート。「ライティング ライト ノート」という。

ISOT2012

カラフルなパステルカラーの表紙にキラキラとした箔押しもされている。

ISOT2012

商品名に「ライト」、つまり「明るい」というのがあるが、それは、この表紙のことだけではない。明るい表紙もさることながら、中の紙がさらに明るい。厳密には明るいというよりもその白色度が飛び抜けている。「クリッパー」の紙面そしてライフオリジナルの「L ライティングペーパークリーム」と並べてみてもその白さは一目瞭然。

ISOT2012
【奥の2冊がライティング ライト ノート 】

紙の白さというのは、デジカメで撮るとなかなかわかりづらいものだが、これはハッキリとわかる。それくらいの真っ白さ。今回のこの2つの新作ノートのデザインは、ノーブルノートと違う社外の方が担当している。いわゆるデザイン会社ではなく、ライフ社とは、親子ニ代にわたってつきあいのある加工先さんだという。同社はこれまでクリッパーノートの表紙、そして、その中の紙の印刷をずっと手がけてきている。

それまで印刷中心だったが、代替わりをしてからは、印刷だけでなくデザインにも積極的に取り組んでいる。ライフ社ではその加工先さんに今回の新作ノートのデザインをお願いした。長年にわたってライフ社とつきあいがある加工先さんが今回のデザインを手がけているというお話をお聞きして、なるほど、そういうことかと合点がいった。

今回の新作ノート、特に「RENOVER 」は全く新しいデザインでありながら、言葉にはなかなか表しにくいのだが、随所にライフらしさというものがしっかりと息づいている。ノーブルノートの弟分と思わず感じたのは、たぶんそのためだろう。親子二代にわたってライフ社とつきあいがあり、昔からのライフ社の背景などを十分理解しているので、こうした絶妙なデザインができたのだろう。

ノート以外に革小物も新しく発表されていた。

ISOT2012

注目したのは、がまぐちのペンケース。

ISOT2012

ライフというブランドはこうした「がまぐち」のような古き良きものとの相性が実にいい。

ISOT2012

がまぐち以外にもロールタイプのペンケースもあった。(3本さし)

ISOT2012

ISOT2012

■ 切って折り目をつけるテープカッター

最後に是非ともご紹介しておきたいのはマイクロネット社の「テープ・イン」というテープカッター。

ISOT2012

よくお店のレジで商品にテープを貼ってもらう時、あとで剥がしやすいようにテープの端を折り返してあるが、このテープカッターはそれを瞬時に作ってしまうスグレモノ。

ISOT2012

ISOT2012

やり方は、ただただ普通のテープディスペンサーの様にすればいい。まず、テープをつまんで引っ張る。

ISOT2012

ここらへんかなというところで、つまんだテープを下方向におろしていく。これもいつもと同じだ。この時にカッターのちょっと後ろあたりに2本の牙みたいなものがテープを突き破って出てくる。

ISOT2012

さらにテープを下ろしてカット態勢に入るとビリッと切れる。

ISOT2012

と同時にその切れ目のところがクルッと折り返される。これは面白いし、ショップ系の人たちにとってはかなり助かるのではないだろうか。

*関連リンク
■「ペーパーワールド2013レポート」
■「香港インターナショナル ステーショナリー フェア2013レポート」
■「ステッドラー ドイツ工場見学 レポート 2012」