2005.10.25(92)

「角ばったスティック糊」

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カクボウ

ヒット・サービス カクボウ KAKUBO

封筒の口を封印する時や、領収書などをノートに貼る時によく使うのが、スティック糊。これまでの丸い形をしたスティック糊で塗っていると、紙の端っこの部分、つまり角がどうしてもうまく塗れなかった。なので、角には塗らずに真ん中らへんだけ塗っていたりする。そうすると、貼った後に、四隅がピラピラとめくれてしまい、あまり気分のよいものではない。

■ 四角いものに塗るのだから四角い方がいい

一方、角までしっかり塗ろうとすれば、糊が紙からはみ出してしまい、机の上まで糊がついてしまう。こうした、悩みを抱えてつつ日々の生活を送っている人たちにぴったりのスティック糊がこのほど発売された。それが「カクボウ」だ。

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断面が丸いスティック糊を正方形にしたという、あまりにもシンプルな発想の商品ではあるが、なかなかの優れものだ。キャップをはずすし、根元の軸をぐるぐると回すと、四角い糊がグイグイとせり出してくる。四角いスティック糊なので、当然と言えば当然なのだが、この四角くなった糊を目のあたりにすると、ちょっと新鮮な驚きがある。

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そして、この塗り心地を試すべく、何かいいものはないかと机の上を探してみた。名刺やロディアの切り取ったメモなど、四角いものというのは身の回りにたくさんあるのだと、改めて気づかされた。

■ 角にピタリと決まる気持ち良さ

ちょうど、郵便局のレシートがあったので、これに塗ってみることにした。先ほど出しておいた四角い糊をレシートの角に持っていく。

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ただ、糊を塗るだけだと言うのに、一体どうしたことだろう。これまで糊を塗るときにはない緊張感がある。うやうやしく、レシートの左上の角に糊をそっと添え、右側へと移動させた。その糊はちょっと固めなので、しっかりとした塗り心地があった。

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ペタッと糊をはずしてみると、見事なまでの、角塗りが完成されていた。残りの下側にも同じように塗り、ノートに貼ってみる。すると、これまでの様な四隅のピラピラは見られず、机の上を糊で汚すこともなく、美しく、そして優雅に貼ることができたのであった。

使っていて、ちょっと気になることがあった。それは、糊が紙と同じ白いということ。糊がしっかりと角まで塗れたかどうかを確認する時に白いもの同士だと、ちょっと分かりづらい気じがした。せっかくの角塗りなので、その塗り具合の成果が目でみて分かるように色が付いていた方が良いように感じた。まぁ、そうは言っても、角塗りが心地よく出来るようになったのは大いに評価できることだと思う。

何事においても、きちっとしていなくては、気がすまないという方には、きっと満足のいく1本となることだろう。

*追記
誠に残念ながら、この商品はもう販売されていないようです。実に残念です。。

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