文具で楽しいひととき
ライフ
情報カード A6サイズ
書こうとした時に紙面がフラットになるフラットメモ。その後も色々と試行錯誤を繰り返している。というのも以前紹介したロディアにしても、ダイアメモ、M6システム手帳もそれなりの大きさがあり、どうしてもかさばる。ポケットに入れた時の存在感が強い。理想はポケットに入れているのを忘れるくらいの自然さが欲しい。もっと軽く、薄いものはこの世にないだろうか。今、ひとつの通過点としてこれはいいかもというものがある。結局無ければ作ればいいじゃないかのいつも精神でやってみた。
■ 情報カードで作る
情報カードのA6サイズを使う。情報カードはそこそこ厚みがあって扱いやすさがある。まさにカードだ。そのままではさすがに大きすぎてポケットに入らない。それを2つに折るとA7のポケットサイズになる。2つ折りしただけでも4ページのメモスペースになるが、もう少しページがあった方が安心なので、2枚重ねをしてみた。
キレイに折り目をつけるため定規を添えてミシン目カッターで折り目をつける。パキッと気持ちよく折れていく。
そして折り目をホチキスでとめる。よくあるホチキス中綴じ式だ。2枚重ねたことで8ページもメモできる。1日1ページずつ使えば一週間分になる。言わばウィークリーメモといった感じだ。私の求める薄さがあり、カードの厚みで手にした時のしっかり感も併せ持つ。
■ セットするペンは1.3mmペンシル
ペンホルダーは付けずにペンのクリップでそのままメモにとめている。私が使っているのがぺんてるのアメイン1.3mmペンシル。メモはあまり細かく書くよりも力強くキーワードだけをササッと書くことが多い。本当は鉛筆をセットしたかったが、クリップがないのでこれにした。ガッチリと握れる凹凸の激しいキャタピラのようなグリップは、立ったままの不安定な中でも書きやすい。
■ すぐ書き出せるスピードメモ
このメモスタイルがいいのは、表紙を持たないので手にした瞬間にすぐ書き出せる。ページを開くひと手間がない。1ページを書いたら、しまうときに次の新しいページを開いておいて、そこのペンシルをとめておく。次に使う時の手間がかからないようにしている。車を駐車させる時にバッグで入れておいて、あとで出しやすくするみたいに。
スタイルとしてはちょうどジョッターのような感じだが、これは次々にめくっていける。
このメモにはひらめいたアイデアやあれやらなくっちゃということ主に書いている。それ以外では、いつもの買い物メモも書くときも活躍してくれる。スーパーに行ったらそのページを開いた状態でカゴに入れる。このメモは紙を折っただけなので、簡単にページを開いたままにできる。一般の手帳だと手で抑えておかないといけない。広げたまま保持できるところも気に入っている。
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簡単に作れて、とても薄くて携帯もしやすい。私が求めるものが一通り揃っている。ただひとつだけ気になることがある。情報カードの紙質だ。表面がツルツルとしていて鉛筆向きではあまりない。書けない訳ではないが、書いたところを擦ると文字が流れてしまう。しかしながら総合的にみて現状ではまぁベストだと考えている。
何冊か作ってストックしている。
最近はメモにクリップを付けている。折り返した状態でとめておくと落ち着く。
クリップの表面にはギザギザ加工がありホールド力も良い。
ライフ 情報カード A6無地
ぺんてる アメイン 1.3mm ペンシル
ギザギザクリップ53mm
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