文具で楽しいひととき
■「ISOT 2013レポート!」         ■■■■□


■ 手帳とペンが溶けこむように一体化 


 


 私は手帳とペンは
 常に一緒にいるべきだと考えている。

 ノートは机で使うので引き出しを開ければ、
 たくさんのペンがあるが、
 手帳は外で使うことが多い。

 外で手帳を開いた時に
 さっと書き込めるようにペンが
 予めセットされていた方が断然便利だ。

 このアイテムは
 その手帳&ペン一体化を美しく実現させている。


 


 手帳にペンをセットするというと、
 ペンホルダーを横に付けるのが一般的だ。

 これも便利だが一体感という意味では少々物足りない。

 この「「2face memo&pen」は、
 手帳の背の部分をうまい具合にやりくりして、
 ペン収納スペースをこしらえている。


 


 しかも、
 ペンは手帳の上下左右から一切はみ出さない。

 ペンはスイス製の
 プロディール社製のものを使っている。

 このペンのために
 手帳は設計されているので、
 他のペンでは、この一体感は味わえない。

 出っ張りがないことで、
 ポケットの出し入れもスムーズにできる。


 


 * 新日本カレンダー Kleid 「2 Face memo & pen」 各630円



■「スラリ」の高級多機能ペン登場



 


 ゼブラブースは例年通り、
 来場者に実際に試し書きをしてもらうスタイルに徹していた。

 常に人気で私が訪れた時にも長蛇の列ができていた。

 新作ペンの中で注目したのが、
 滑らかボールペン「スラリ」の高級多機能ペン、
 「スラリ シャーボ」だ。


 


 多機能ペンにありがちな
 インクの色をしたスライダーはなく
 スッキリとしたデザインになっている。

 2タイプあったが、
 個人的にカラフルボディのタイプが気になった。


 


 ボディには樹脂が使われているようで、
 軽量だった。


 


 ボディをツイストすると
 黒、赤ボールペン(0.7mm)と
 0.5mm シャープペンがエンドレスで繰り出される。

 このツイストの感触が心地よい。


 


 シャキシャキというのではなく、
 プスプス…とスムーズにツイストとされていく。

 ちょうど「シャーボX」のツイストによく似ている。

 エンドキャップの中には
 消しゴムも付いている。

 ここらへんの作りも「シャーボX」と同じだ。


 


 1,050円というリーズナブルなプライスなのもうれしい。

 ちなみに、
 もう一方のスリムタイプの「スラリシャーボ」は、2,100円だった。

 (いずれの「スラリシャーボ」も9月発売)


□もう1つ気になったのはホワイトボードマーカー。


 


 キャップが片手で開けられるようになっている。

 すでにゼブラの「蛍光オプテックスEZ」という蛍光マーカーでも採用されている
 キャップサイドをプッシュするという仕組みだ。


 


 キャップを横から見ると溝があるが、
 ペン先の気密性はしっかりと確保されている。

 ホワイトボードマーカーは
 キャップの付けはずし頻繁に行うペンだ。

 このサイドプッシュ式だと
 片手で簡単に開けられるので、
 ホワイトボードマーカー ヘビーユーザーには便利だと思う。

 *ゼブラ ボードマーカー EZ 各126円 (7月25日発売)


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