文具で楽しいひととき

いつからToDoやタスクといった言葉を口に出して意識するようになったのだろうか。私が学生の頃はそんな言葉を使ったこともないし全然意識していなかった。予定ということで一括りにしていた。でもおそらくその当時も私の身の回りにToDoはあったのだろう。私が意識していなかっただけで。会社に入ったばかりの頃もそうした言葉は私の中にはまだなかった。それでも、それをおぼろげながら扱おうとしていたことはあった。当時私は電話でアポ取り営業をしていた。上司からリストを与えられて上から順番に電話をかけていた。当然、繋がって話せることもあるし、今外出中ですとか出張で明後日戻りますということも多かった。それをリストに書いていても、いちいちめくるのが面倒で、私は短冊状の細長いふせんにそのお客さんの名前を書いて、それをクリップボードに明日、明後日、それ以降という区分けを作って、該当するところにそのふせんを貼っていた。こうしたおけば、翌日電話をするべき先が一目瞭然となった。翌日にはふせんを移動する必要があったが、自分の中ではわかりやすかった。どこどこに電話をするということだったが、私にとってToDoを意識し始めるきっかけだったように思う。
それからロディアを使うようになってチェックボックスの◻︎を頭に書いて、やるべきことをリストにして終わったらチェックを入れるようになった。その頃から明確にToDoという概念が私の中に定着していった。ひとたびToDoという概念を認識し始めると、仕事のあらゆることがToDoに見えてきた。言葉として、そしてチェックボックスのように目にみえて意識し始めるとどんどんそこに当てはめて考えるようになった。そして今の私の仕事はたくさんのToDoで構成されている。1日の予定を振り返ってみてもアポイント少々、ToDoは大さじというかコップで何杯分もあるという感じである。
仕事に限らずスーパーで牛乳を買う、ラミー2000万年筆を修理に出す(つい先日吸入機構が壊れた)など身の回りのありとあらゆることまでToDoになっている。そもそもToDoとはなんだろう?
■ プロジェクトの最小単位
私はこう捉えている。
「プロジェクトをもうこれ以上分けられないというくらいに小さく分けた最小単位のタスク」
たとえば、このpen-infoのコラム作成で言えば、1本のコラムを書くのに13個の細かなタスクがある。つまりコラムを書くというのはプロジェクトで、それは13個の小さなToDoで構成されているということである。毎朝その日のToDoリストを作る時、必ず私は最小単位のToDoを書くようにしている。間違っても「コラムを書く」というプロジェクトは書かない。もしそう書いたら延々とその作業が続き、結局一日かかっても完成しないなんてもことが以前はよくあった。しかも、しかもである。それ以外にリストアップしたToDoは全くの手付かずの状態。。
私は毎朝1日のToDoリストを作っている。そこには一つ一つの最小単位であるToDoがリストアップされている。小さくすることでそれほど時間をかけずに済む軽い作業になる。
■ 気をつけなくてはいけない曲者のToDo
私は時計式ペーパーA6にその日のToDoを書いている
朝リストアップしたToDoを一つずつ実行していく。一つのToDoが終わるとよくあるのが、新しいToDoが生まれていること。先ほどのコラムを書くだと、「草稿を書く」が終わると次の「入力をする」という新しいToDoが生まれる。それをどうするか。私は決してその新しいToDoはその日には手をつけないことにしている。それを続けてしまうと、際限がなくなってしまう。私は新しく生まれたToDo専用の別な紙を用意している。A5サイズの厚紙にA5の裏紙をアイデアルクリップでとめただけのシンプルなボード。そこに書いて一時的に棚上げする。今日はやらずに明日以降にやるリストとして。そのリストは仕事中に見える必要がない。むしろ今日やらなくていいToDoだから見えない方がいい。そこで私は机の上に設置している傾斜台の隙間にしまっている。一つのToDoが終わるたびにそこから引き出して書いて棚上げする。厳密には傾斜台下にしている。
翌朝、改めてその日のToDoリストを作るときに、先ほどの明日以降のToDoリストを取り出し。その内容も参照しながらリストアップをしている。
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このように私の机の上では2種類のToDoリストが置かれている。一つは隠しているけど。こんな風に私はToDoを掌握している。
時計式ペーパーA6
スナップパッドA6
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