文具で楽しいひととき
3M
ポスト・イット 再生紙エコノパックノート 10パッド入り

私は「軸足文具」というものを決めている。例えば軸足万年筆だったり、軸足ペンシル、軸足鉛筆、軸足消しゴムなどだ。たくさん所有している中で私にはこれが合うというものを軸足にしている。と言ってもそればかりを使うわけではない。軸足以外のものも使う。それでも最終的に帰ってくる実家的な落ち着きとでも言おうか、使っていてホッと安心する文具が軸足なのである。そして、先日軸足ふせんも決めた。
ちょうど手元にわんさとあったふせんを使い切った。さて、何を新たに買おうかと考えた時に選んだのが3Mのポスト・イットだった。それもごくごくふつうのものだった。軸足文具というものはどこにでもあるふつうのものが多い。
■ ごくふつうの代表格
ポスト・イット再生紙エコノパックノート 10パッド入りというものだ。ポスト・イットの商品名はやたらと長い。サイズは7.5cm×7.5cmの正方形、淡いイエロー。これを私は選んだ。軸足として今後じゃんじゃん使っていけるように10パッド入りにした。店頭では残念ながら見つけることができず、結局Amazonで買った。使い始めて間もないが、もう残り7パッドになっている。
■ やっぱり使いやすい
久しぶりにポスト・イットを買ったらバックシートのデザインが変わっていた。それ以外は私の知っているポスト・イットのままだった。私が気に入っているのは3点。
[1]紙質
なめらかすぎない、わずかに紙の繊維を指先で感じる紙らしさがある。特に鉛筆やペンシルで書くと黒鉛が繊維の凹凸にこすられて、からみ取られていく感触がある。「書いている」と実感できる。私はふせんには黒鉛芯で書くことが多いので、この書き味は大きなポイントだ。
また太めのマーカーで書くこともある。この書き味も安定感がある。
ちなみに私はポスト・イットにほとんど使わないが、万年筆で書くと少しだけ滲みがある。(パイロットブルーインク)
[2]粘着性
貼ったものがいつの間にか剥がれていることがほとんどない。ちょうど良い粘着性がある。ふせんをはがす時も紙側に糊が残ったりもまずないのも信頼を寄せている点だ。貼って剥がすというふせんとしての基本性能が優れている。
[3]カールが少ない
ポスト・イットの束から一枚を剥がす時にちょっとしたコツがある。これを実行している限りは紙はカールしない。ポスト・イットの束の左側から(私は右利きなので)真横に右側に剥がしていく。こうすることで一枚になったポスト・イットはほぼほぼビシッとした状態になる。よくやりがちなのが左下から斜め上にペリッと剥がすこと。これをやると剥がした角がクルリとカールしてしまうことが多い。このカールが曲者で、貼った後にそのカールのところからジワリジワリと剥がれてしまうことがある。
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書きやすさ、貼り心地、剥がし心地というこれらふせんに求められるものをバランスよく持ち合わせている。以前3Mジャパン社の方に取材でお聞きしたことがある。ポスト・イットの粘着面はベタっと糊がついているのではない。ミクロの世界では球状の形をした小さい糊が密集しているのだと。これにより剥がした時に糊残りが少ないのだという。そんなことを感じながらポスト・イットを使うと心の満足感は少しだけ高まっていく。
3M ポスト・イット 再生紙エコノパックノート 10パッド入り
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