2020.03.17(452)

「私流 DELFONICS P207の楽しみ方」

デルフォニックス

P207 シャープペン

デルフォニックス別注 ぺんてるP200シリーズ シャープペン

今、最も信頼を寄せているシャープペン、ぺんてるのP207。

ぺんてる シャープペン P207

すでに pen-info でも何度なく紹介してきた。グラフ1000もいいが、今はこの P207 の軽快さの方が私の手が好きだと言っている。12面体のコロコログリップはどこを握ってもしっくりとくる。とにかく自然な書き心地で「ふつう」なところがいい。私が文具に求めるのは「存在が無になる」ということ。それはつまり、ペンで言えば手にして書きはじめた瞬間にスゥッとその存在を消えていくことである。P207からは、それが強く感じられる。

この P207をはじめとするP200シリーズ にデルフォニックスとのコラボモデルが販売されている。私はカスタマイズを加えて、さらに存在を無にして使っている。

デルフォニックス別注 ぺんてるP200シリーズ シャープペン

■ 好きなボディカラーを0.7mm仕様に

デルフォニックス別注 ぺんてるP200シリーズ シャープペン

デルフォニックスコラボモデルの P200シリーズにはオリジナルカラー3色がある。ライトグレー、ダークグレーそしてレッド(どちらかと言うとオレンジっぽい)。3色とも0.5mmをラインナップしているが、それに加えてライトグレーは0.3mm、ダークグレーは0.7mm、レッドは0.9mmという芯径も揃えている。私は根っからの0.7mm派。0.7mm派の私の場合、ダークグレーという選択肢しかない。たしかにダークグレーもいい色合いだ。ただせっかく他の色もあるのだから、色々な軸色で0.7mmを楽しんでみたい。どうにかならないものかと色々と試している中で、いい方法を見つけた。これからご紹介するのはあくまでも「自己責任カスタマイズ」となるので、その点をご承知おき頂きたい。

ここではライトグレーの0.3mmタイプを0.7mmにカスタマイズしてみる。カスタマイズと言っても、そんなに難しいものではない。実は、中のシャープペンメカがごっそりと取り外せるのだ。まずはダークグレーの0.7mmの方を分解してみる。ペン先の口金をクルクル回して完全に外す。次にノックボタンをつかみ引っぱってみるとカチッという感触の後にスルスルと引きだせる。ライトグレーの0.3mmの方も同じ要領で分解していく。そして、シャープペンメカを入れ替えていくのだ。ライトグレーのボディに0.7mmのシャープペンメカパーツはスルスルと収まり、口金のネジもキチッと締められる。目立った段差も生まれない。これでライトグレーの0.7mmタイプの完成だ。

デルフォニックス別注 ぺんてるP200シリーズ シャープペン

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

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デルフォニックス別注 ぺんてるP200シリーズ シャープペン

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

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P200シリーズはボディ自体は芯径が違ってもみんな同じ形状になっているようだ。つまり、好きなボディカラーに好きな芯径のシャープペンメカをセットすることができる。これは個人的にはとてもうれしい発見だった。心の中で小さなガッツボーズをとった。

■ クリップの位置もカスタマイズ

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

私のカスタマイズにはさらに先がある。ボディには0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmといった芯径を示した数字のマークがある。せっかく0.7mm仕様にしたところで、ボディには違う芯径表示があるのは使っていて気になる。ここの存在を無にしていかなければならない。私はクリップの向きを変えることで、この問題に対処している。クリップを少し力を入れるとクルクルと回転させられる。0.3mmのマークがある位置にクリップを持ってくると、クリップの先端が0.3mmの数字を上手い具合に隠してくれる。「DELFONICS」のロゴはクリップの下に隠れるが、覗き込めば見ることができる。なんだかラミー2000のクリップ裏面の「GERMANY」刻印みたいで、なかなかいいではないかと思ってしまった。

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

この様にクリップの位置を変えることで0.5mmや0.9mmといった表記を目に入れなくて済む。これで私のカスタマイズは完了だ。

デルフォニックス別注 ぺんてるP200シリーズ シャープペン



今回のデルフォニックスコラボ P207 は、価格が450円+Taxというリーズナブルプライス。私はかねてより仕事場、自宅の書斎、そしていつも持ちあるいているリュックのポケットに P207 入れて、ことあるごとに使ってきた。この価格ならこうした多数持ち派にもうれしい。それに、今回のように2本を使ってカスタマイズする上でも経済的負担は少なくて済む。

ぺんてるのレギュラー版は「P207」という商品名になっている。最後の数字は芯径を表している。頭の「P」はぺんてるの「P」だろうか。今回のデルフォニックスコラボモデルは「PD207」と個人的に呼ぶことにしようと思う。

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペン

デルフォニックス別注 ぺんてるP207 シャープペンリュックのポケットに入れているPD207はプラスチックの鉛筆用キャップをセットしている

[デルフォニックス別注]ぺんてる P200シリーズ 各450円+Tax

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