2018.03.06(401)

「立って仕事をする」

フリーデスク社

フリーデスク

フリーデスク

仕事をするというと、デスクに向かって椅子に座るのが一般的だ。ただ、最近では座りすぎの弊害みたいなことも聞かれはじめてきた。それに伴い立って仕事するための昇降デスクなども見かけるようになった。テレビニュースなどで立ったまま打ち合わせしたり、パソコン仕事をしている光景を目にして、私もいつかはやってみたいものだなぁと思っていた。しかしながら、私の小さい事務所に大がかりな昇降デスクを導入するなんて全く無理な話。私には縁がないものと半ばあきらめていた。そんな中、フリーデスクというものがスウェーデンから輸入されることになったので、一度使ってみませんか?といううれしいオファーを輸入元のイーオクトさんから打診された。

■ 今使っているデスクに置くだけ

フリーデスク

このフリーデスクのよいところは、昇降デスクのようにデスクそのものを入れ替える必要はない。今使っているデスクの上に置くだけでよい。折りたたみ式になっていて、使用しないときはフラットになるので、事務所の片隅に立てかけておけば邪魔にならない。さぁ使おうとなったら、デスクの上にそのフラットなままペタリと置く。手前にロックがあって、それをカチリと解除する。あとは天板を両側から持ち上げるだけでグングンと高くなって固定される。実に簡単だ。高さは9段階に調整できる。ちょっと高くしすぎたかなという時は、天板の両端に手をかけて少しばかり右側だけを上にして斜めにするだけで高さ調整ができる。ちょうどよいところでフラットにすれば固定させる。しまう時も今と同じ要領で天板を斜めにしていけば、スルスルと低くなって元のフラットな状態になる。組立からしまうところまでほんの数秒でできてしまう。

フリーデスク

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フリーデスク

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私がお借りしたのは「デスクライザー ライトコンパクト」というサイズ。重さも2kgと軽量なので、脚を収納した状態なら片手で持ち運ぶことも十分できる。この「デスクライザー ライトコンパクト」以外に同じ素材で一回り大きな「デスクライザー ライト」があり、また素材がよりがっしりした「デスクライザー オリジナル」などもある。私が試した「デスクライザー ライトコンパクト」は一番軽く、そして小さいタイプだ。

■ 一日の中で少しだけ使う

果たして立って仕事をするとは一体どんなものなのだろうか。日々の仕事の中で使ってみた。とは、言っても一日中立って仕事をする訳ではない。いくつかの仕事でやってみることにした。私の場合、「時計式ToDo管理ふせん」で一日の仕事をひとつひとつ区切って行っている。その中のいくつかで試してみた。どんな仕事が立ち仕事に向いているのかわからない。とりあえず考える仕事をフリーデスクで取り組んでみた。

フリーデスク

打ち合わせ用のデスクの上にフリーデスクをセットしてB5サイズのノート、そして鉛筆と消しゴムだけを置いて、仕事をしてみた。私は180cmと少々背が高いので、フリーデスクは一番高くセッティングした。そして、いつものように思いつくままアイデアなどをノートに書き広げていった。劇的に何かが違うとは残念ながら感じなかった。ただ、逆に言えば何か不便があるかと言えば、それも特になかった。

フリーデスク

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フリーデスクA3のパッドを置いても余裕がある

ただしばらく使っていく中で、これはいいかも・・・という点もあった。たとえば、パソコンからある程度の距離が生まれるので、ついついメールをチェックし始めたり、FACEBOOKに逃げ込んだりということがなくなって、考えることにひたすら集中できた。手を伸ばせば、少し歩けばスマホもパソコンのキーボードにも手が届くのだが、この小さなフリーデスクで仕事をしていると、この中だけでやっていこうという気持ちに不思議となる。つまり、強制的にオフラインに身を置くということになった。

もうひとつは、立ったまま書いていると、体があまり前屈みにならず済むということもあった。ひょっとしたら、これが体にいいのかもしれない。椅子に座ったまま書いていると、はじめは正しい姿勢で上半身を起こしていても、次第に集中して前屈みになっていることが多い。立ち仕事ではそれがなくなった。

フリーデスク

■ パソコン仕事もやってみた

仕事の中には企画などを考えるだけでなく、パソコンでメールを打ったり、ワードで資料を作ったりというものもある。次にそうしたパソコン仕事も立って行ってみた。私は普段iMac(21.5インチ)で仕事をしている。フリーデスクにiMacのモニターを載せてみようと思ったが、「ライトコンパクト」ではスペース的に足りない。ちなみに少し大きな「ライト」でも試してが、のっかるにはのっかるが少々不安定な印象だった。iMacの場合は、モニターはデスクに置いたままキーボードとマウスだけをフリーデスクに置くのが良さそうだ。モニターの向きを少しだけ上にむければ、あまり前屈みにならずに済む。iMacのようなデスクトップではなく、ノートパソコンで試してみると、こちら方が視線も上になるのでより立ち仕事が快適に行える印象があった。パソコン仕事はノートパソコンの方がどうやら相性がよいようだった。

フリーデスク

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自分のホームグラウンドである事務所でフリーデスクを使い、2週間ほど立ち仕事というものにトライしてみた。先ほども触れたが、劇的な変化はなかった。もう少し長い期間使ったら、もっと違いが感じられたかもしれない。ただ、なんとなくよさそうという感触は私の中に残った。毎日ということでなくとも、週に何回か立って仕事をしてみるのも気分転換になっていいかもしれない。使わない時は壁に立てかけておけば全然邪魔にならないし、色も白で置きっぱなしにしても気にならない。気軽に立ち仕事が今のデスク環境でできるという点では、なかなかよいアイテムだと思った。

フリーデスク

記事作成後記
プレゼンテーションや講演などでノートパソコンを見ながら行う場合にも、フリーデスクはよいかもしれないと思いました。演台よりも高くなるので、視線が必要以上に下にならずむ済みそうです。

フリーデスク デスクライザー ライトコンパクト 40,000円+Tax

2018年6月初旬発売予定(予約受付中)

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