2020.05.26(457)

「横型ノートの使い方」

デルフォニックス

ロルバーン ランドスケープ

デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ

2018年11月から使い始めた「ロルバーンランドスケープ」、2020年2月末時点で9冊目を数える。1ヶ月半ちょっとで1冊を使っているというペースだ。およそ1年以上使い続けて、まだ試行錯誤の部分もあるが、自分なりの使い方が少しずつ出来てきたように思う。そんなあれこれを書いてみたいと思う。

デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ

■ ノートで考える

デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ

仕事の企画にしろ、プライベートの旅行やちょっとした悩み事にしろ、さぁ考えようとした時、ランドスケープを開いてきた。私にとって、考える時のベースになってきた。新しいページを開き、右上にL字を書いてインデックスを作り、そこに日付けとタイトルを書き入れる。そして、さらにもう一度紙面の中央にタイトルを書いてグルリと丸で囲む。私の考えるは、ここから始まる。ちなみに、中央にタイトルを書くときは、可能であれば疑問文にするようにしている。「新しいペンケースはどんな可能性がある?」といった具合だ。中央のメインテーマは、考えている間中、常に立ち返る所である。それが疑問形式だと、答えやすくなる。

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デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ右上と中央にテーマを2回も書く理由はそれぞれの目的が違うからだ。右上は後から情報を検索するためであり、中央は考える時に立ち返るためのもの。

その中央のメインテーマをじっと見つめ、頭に浮かんだことを、その余白に自由に書いてみる。私にとって考えることは「書く」ことからはじまる。とにかく浮かんだことを書いていく。一見関係ないかなということも浮かぶことがある。あまり気にせず、とにかくそうしたこともじゃんじゃん書いていく。すると不思議と何かが動き出す。書いた言葉を見た自分が何かを感じるのだ。その感じたことをまた書く。それを繰り返していく。私は考える時に15分なり30分と予め時間を決めて行っている。よく途中で何かを調べたい欲求に駆られることがある。でも、そこはグッと我慢する。ひとたびネットを開くと、Facebookを見たり、届いたメールまでをついつい見て、その返事を考えはじめたりしてしまう。今、考えるべきはそれではない。もし調べたいことがあれば、そのことをランドスケープの紙面に書いておけばいい。とにかく考える時間は、今自分にあることだけで勝負していくのだ。ランドスケープの1ページが文字で一杯になるまで書き続けていく。こんな感じで中央のテーマをもとにして自由に書いていくスタイルを私は「フリーモード」と呼んでいる。

デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ

書き終わってみると、ランドスケープを開いて始める前の時よりも確実に何かが動き始めている。もちろん1回だけで完成や結論に到達することはない。でも、少し前に進めた手応えは自分の中に残る。自分の中にそのテーマについて考えた爪痕というか、何かが残っているのだ。それによって、それ以降、ふだんの生活を送っていても、そのテーマに関連した情報がひっかりやすくなる。これはじっくりと腰を据えて考えたからこそなんだと思う。自分の中でそのテーマについてのフックが出来たようなイメージだ。そうした関連情報に出会ったときは「すぐログ」に書きとめておく。

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翌日以降に、またランドスケープに向かう時間を作る。状況によってだが、また同じようにフリーモードで中央にテーマを書いて、浮かんだキーワードを書いていってもいいし、すでにあげたキーワードを分割モードでカテゴリーごとに区切って分けていくのもいい。なにも手がかりがなく、とにかく考えなくてはいけない時、私は「フリーモード」から始める。書いていくことで「手がかり」を探るというイメージだ。なにかしらすでに手がかりがある場合は、「分割モード」で区切って考えていく。こうしたことをくり返して自分の中の方向性を見いだしていく。これが今の私の考えるというスタイル。

デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ

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■ 書いたノート紙面をスマホで撮ってメール

商品企画やプレゼンのスライドなど、簡単なイラストや図を描くこともある。クライアントの文具メーカーの方々とのやりとりの上で、そうした手描きのスケッチをスマホで撮影してメールで送ることがよくある。キーノートでキレイにまとめた企画書を送ることもあるが、そのずっと前段階の方向性をお互いに確認する段階では、こうした手描きスケッチの方が便利だったりする。文字だけよりもスケッチの方が情報量も多く、誤解が生まれることも少ない。なにより時間をあけずにすぐ送れるのがいい。絵が上手い下手よりも「伝える」ことが、このときは優先される。ちなみに、ランドスケープはiPhoneのカメラで撮影する時に画角が収まりやすいというメリットもある。

デルフォニックス ロルバーン ランドスケープ

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■ 打ち合わせメモ

これは最近気に入っている使い方のひとつ。考えるだけでなくMTGなどでメモをする時もランドスケープを大いに使っている。以前は、紙面の中央に縦線を引いて2分割して、ちょうど縦型ノートの見開き状態のようにして左上から順に書いていた。しかし、今は十字のラインを引いて4分割をしている。書き方は、右上から時計回りに書き進んでいく。時系列にただただ4つのマスを順番に書いていていく。

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この4分割が打ち合わせメモにいいのは、ひとつひとつのマスが小さいので、ハナからたくさんのことが書けないことだ。打ち合わせメモは、ついついなんでも書き取らねばと思ってしまい、長い文章になりがちだ。4分割スタイルだと、そもそも一つのマスは小さいので、自ずとポイントだけを書こうとする。結果として書いたものを後で読み返した時に、とても見やすくなるのだ。

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■ 使い終わった後の移行方法

一冊のランドスケープを使い切り、新しい1冊に移行する時、古いランドスケープの中で、このページは新しい方に以降したいというページがあるものだ。現在進行中のプロジェクトに関するページなどだ。以前は、それらのページを切り取って、新しいランドスケープの巻末にある透明ポケットに入れていた。でも、並び順が後ろではなく前にあるべきもの、ということが気になっていた。

そこで、今使っているのがカンミ堂の「リングリーフ」。好きな紙をリングノートに自由にとじこめられるアタッチメントである。付け方は、まずリングリーフを新しいランドスケープページの上下にひとつずつリングにかみ合わせる。そして剥離紙を剥がして、その上から引き継ぎたいノート紙面を貼り合わせていく。貼り直しもできるので安心だ。ページのめくり具合もストレスがなく、なによりページ順がちゃんと前にきて気持ちがいい。

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9冊の「ロルバーンランドスケープ(デスクサイズ)」を使い続け、「考える」を中心に日々取り組んできた。そして今思うことは、考えるのはそんなに大変なことじゃない、むしろ少し楽しい作業に感じられるようになったきたという感覚だ。以前は、考えるのが少しおっくうだった。やらなければと思いつつ、後回しにして仕事帰りの電車の中で考えたりしていた。当然、そんなことではいい考えが生まれるはずもなかった。

今は、考える専用の道具、考えるホームグラウンドを手に入れて、自分なりのやり方も少しばかりできてきた。実際、その方法で考えて曲がりなりにも成果を出すこともできるようになった。そうした成功体験、経験値が蓄積され、次に考える時も、このやり方できっと上手くいくはずだ、という安心感を得ることできるようになった。これは、仕事をしていく上で大きな収穫となった。

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デルフォニックス ロルバーン ランドスケープロルバーンランドスケープに新色、ライトピンクとブルーグレーが加わった

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デスク 1,400円+Tax フィールド 1,200円+Tax
(私はデスクサイズを愛用中)

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