文具で楽しいひととき

■「マンスリー スケジュール帳を比較検討する。」

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5.アーテミス アタッチメントダイアリー 714円


  


 メーカーによると、B6サイズとあったが、
 実際はそれよりもやや小ぶり。

 スケジュール帳としては取り回ししやすい大きさと言える。
 中のカレンダーページは紙面いっぱいいっぱいを使って大きく配置されている。


  


  


 しかし、気になるのは、休日標記。
 なぜか日本だけでなく、
 イギリスやアメリカ、フランスの祝日まで記載されている。


  


 せっかくの大きな記入スペースがもったいない。
 
 ノートが1ページもないという、せっかくのスッキリスタイルなだけに、
 実に惜しい。

 製本は中綴じスタイル。

 このマンスリー手帳には、何やら特許を申請中という面白い仕組みが備わっていた。

 それは、リングノートに後付けできるアタッチメントが付いているというものだ。


  


 シングルリングではなく、ダブルリングノートだけに対応している。

 フック部分をカットすることで、A版、B 版双方のノートにも付けられるという。


     


 私はこのように使わないと思うが、
 人によっては、これはなかなか便利な機能だと思う。

 このアタッチメントだけを別売りしたら、
 結構人気が出るかも知れない。



6.無印良品 再生紙 日曜日始まり マンスリーノートA5 420円
7.無印良品 再生紙 日曜日始まり マンスリーノートA6 315円


    


 無印良品はこれまでスケジュール帳では「月曜日はじまり」を
 まるで親のかたきでもあるように、かたくなに貫いてきた。


  


 しかし、ここにきて、「日曜日はじまり」も加わってきた。

 まるで、ラーメン屋さんが夏に「冷やし中華はじめました。」というのを出す時のように
 このマンスリー手帳でも誇らしげに、商品名に「日曜日はじまり」と書かれてあった。


    


 無印良品のよさはデザインのシンプルさ、そして低価格であること。

 今回の候補の中でも最安値となっている。

 A5、A6の2種類があるが、中の紙面構成は基本同じ。

 カレンダー以下でもなくカレンダー以上でもないというくらいに
 ひたむきにカレンダーに徹している点が好感が持てる。

 巻末のノートも脇役に徹していてとても少ない。
 付け加えたというよりかは、
 製本の都合で余白ができたので、ノートにしてみました。。。
 というわきまえられた分量になっている。

 ただ、気になるのは
 マスの中にある数字の位置だ。

 これが右下になっている。

 カレンダーと言えば、左上に数字があるのが、一般的だと私は思う。

 記入する人のために、あえて上を空けたおいた、という解釈もできるが、
 正直ちょっと違和感がある。

 製本は中綴じスタイル。





          次のページへつづく

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