2013.04.03(extra)

「フランス生まれボールペン」

Bic

Bicオレンジ

Bicオレンジ

ビックといえば、黄色い服を着た男の子が有名。彼の名前は「ビックボーイ」。小学生という具体的な年齢設定もされている。

Bicオレンジ

このマークがスタートした1962年は、まだボールペンが一般的には普及していない時代で、小学生にもボールペンをもっと使って欲しいという想いからあえて小学生のキャラクターにしたという。また、このデザインは、ポスターなどグラフィックデザインで有名なサビニャック氏によるもの。

日本でも、ビックのボールペンと言えば、仕事で使うというイメージがあったが、今では、すっかりイメージも変わり、若いユーザーにオシャレなボールペンとして親しまれている。その定番中の定番が「Bicオレンジ」というタイプ

Bicオレンジ

このタイプは1961年から販売されている超ロングセラー。ペン先のチップを真鍮からニッケルシルバーに変更したり、六角軸の角をわずかに緩やかにするなど、マイナーチェンジはあったものの、基本デザインは半世紀も変わっていない。現在の「Bicオレンジ」には新開発の「イージーグライド」というインキを搭載している。

これがなんとも滑らかな書き味。Bicによると、同社のこれまでの油性ボールペンよりも35%も滑らかさがアップしたという。日本にはすでに滑らか油性ボールペンがあるが、Bicのこのイージーグライドもなかなかいい線を行っていると思う。もちろん、この滑らかさはそのインクの力も大きいと思う。

ただ、それだけではないようにも感じる。それはこのペンがキャップ式であるという点。つまり、ノック式の様にペン先が出たり入ったりしないということである。しかも、ビックには製品を使い捨てにするという哲学がある。これもリフィルが交換できないようになっており、これにより、ペン先がボディに完全に固定されている。

このペン先の安定感というのも滑らかな書き味に大いに貢献しているのではないかと思う。

□ Bicオレンジは、こちらで販売されています。

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