2005.06.14(80)

「キャップのない蛍光マーカーペン」

ペーパーメイト

アクセント

ペーパーメイト アクセント

蛍光マーカーは、大量の情報の中で、「ここは!」という重要と思えるところにマークして強調させるというのが本来の目的。なので、常に必要という訳ではないが、前触れもなく、急に必要になるという筆記具の中でもちょっと特殊な存在だ。

これまで、あまたあった蛍光マーカーというものは、キャップ式になっていたので、いつ来るかわからない「ここは!」が来ると、そのつどキャップをカチッと両手を使って開けるかはたまた、口を使って開けて、マーキングをしていた。そして、マーキングが終了次第、すみやかにキャップを戻すという手間のかかる
作業が必要だった。

今回ご紹介するマーカーは、なんとキャップがなく、ノック式になっている優れもの。単にノック式にしただけでなく、ちょっとした面白い仕組みが隠されている。

ペーパーメイト アクセント

ノック部分を見てみると、明らかに長くなっている。そこをぐいーっと押し込んでみる。ちょと長めのストロークを感じつつ、カチッという音ともにペン先から見慣れたマーカーのペン先が顔を出す。

ペーパーメイト アクセント

一見、何の変哲もないこの一連の動きに秘密が隠されている。マーカーのペン先は、出したまま放置しておくとインクが乾いてしまうという課題がある。これまでのマーカーは、この問題をキャップで密閉するということで解決していた。

■ インクが乾かないように内側のフタが閉まる

一方、このノック式はキャップがない訳だから、マーカーが外気にさらされてしまう。アクセントでは、この問題をユニークな方法で解決していた。ペン先の穴を覗き込んでみると、中にふたがあってマーカーが見えない。ふたでふさぐことで密閉構造にしていたのだ。ノックを押し込んでみると、それまで閉まっていたふたがパカっと開き、その後から、マーカーがとび出してくる。

ペーパーメイト アクセント

マーカーを収納すべく、もう一度、ノックをしてみると、ペンが引っ込んだ後に、そのふたが閉まるというとてもよく出来た仕掛になっている。

先ほどの、ちょっと長めに押し込むノックはペン先を出すということに加え、ふたを開けるという動作もつかさどっていたのだ。穴をよーく覗き込まなければ、そのふたの開閉を確認することができない。

せっかくの、この楽しい動きを外からでも見られるようにスケルトンボディにして欲しかったと、個人的には思う。意外と、これは大切な技術で、そうやすやすとは見せられません、という事情もあるのかもしれない。。。

ペーパーメイト アクセント

不意にやってくる「ここは!」に出くわしても、このノック式なら、片手のワンノックだけで、さっとマーキング体勢に入ることができる。あまりの使い心地の良さに、あれも、これもマーキングしてしまい、どれが本当に重要なのか分からない、、、、なんてことにならないように注意が必要かもしれない。

*ご紹介したものは、すでに廃盤になっているようです。たぶんコレが後継タイプだと思われます。シャーピー/Sharpie ハイライター RT

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