2013.04.11(extra)

「美しく新聞を読む」

リアライズ

シンブン クリップ

リアライズ シンブン クリップ

毎朝繰り広げられる通勤ラッシュ。

これはもう一つの運動と言えるくらいハードなものだ。そんな混雑した状況でも、世の会社勤めの方々は新聞をしっかりと読んでいる。その読み方が何とも涙ぐましい。周りの人に迷惑をかけないように新聞を器用に縦に2回ほど折りたたんで、自分も新聞もコンパクトになりながらというものだ。

私がまだ、新入社員だった頃、そのコンパクトな新聞術を目の当たりにして、多いに驚かされた。社会人として、これはマスターしなくてはと、挑戦してみたが、見た目ほど簡単ではなかった。テーブルの上に新聞を広げて折り曲げるならまだしも、立ったまま、しかもあの混雑の中である。

海外の人がこの姿を見たら、きっと日本人はやはり手先が器用だと感心する違いない。やはり、これは日本に古くから伝わっている「折り紙」の技が大いに活かされているのではないかと、私は睨んでいる。

さて、そもそもこの新聞をコンパクトに折るのが難しいのは、中心線をいかにビシッと固定しておけるかにかかっている。熟練の人たちは、この基本がしっかりと出来ている。この中心線固定を誰でも簡単にできるようにしてくれるのが、「シンブン クリップ」である。そのものズバリのネーミングだ。

シンブン クリップ

クリップというよりも、どちらかというとお箸のようなたたずまい。根本が固定されていて、挟めるようになっている。使い方は、白い方を奥側にして新聞の中心線の上から挟めばいい。

リアライズ シンブン クリップ

たったこれだけ。このクリップ、ただ挟むだけではない。新聞の折り目にあわせて、クリップの内側が溝状になっていて、一度クリップを付けてしまえば、そう簡単にはずれない。これにより、新聞の中心線をビシッと固定しておくことができるのだ。クリップが付けているとは言え、端からは白いボディしか見えない。しいて言えば、上にチョコンと丸い頭が出るくらいだ。

これは、読み終わった後に、クリップを取り外しやすいようにするためのもの。混雑した電車の中はもちろんのこと、ご家庭であまりおおっぴらに新聞を広げて読みづらいという肩身の狭い状況にある方にもいいと思う。

*このコラムは、神奈川新聞での連載「至福の文具」を加筆修正したものです。

□ シンブンクリップは、こちらで販売されています。

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