2005.07.19(85)

「ISOT2005 レポート2」

ISOT2005

展示会レポート 2 

トンボ鉛筆 ZOOM414 多機能ペン

 

■ デザインコレクション初の多機能ペン(トンボ鉛筆)

世界最大の文具の展示会、ドイツ フランクフルトで開催されたペーパーワールドで一足先に発表されたトンボ デザインコレクション ZOOM414。その実物が日本で始めて発表されるのがISOTだという情報を事前にお聞きしていましたので、勇んでトンボブースに伺いました。

トンボブースの奥のほうに、デザインコレクションのコーナーがありました。例年よりも、デザインコレクションのコーナーに力が入っていたように感じました。ショーケースごしに穴があくほど眺めていたら、いつもお世話になっている商品企画のご担当者の方に、「こちらへどうぞ」と奥の商談室に案内されました。

その方の胸のポケットには、ZOOM414がささっていたのを私は見逃しませんでした。席に着くと、トンボさん特製のペンケースを広げられ、その中には歴代のデザインコレクションがズラーっと鎮座していました。

トンボ鉛筆

早速、お目当てだったZOOM414を拝見させていただきました。デザインコレクションらしい、シンプルなたたずまいの中に「おぬしなかなか出来そうだな」という雰囲気がかもし出されています。

トンボ鉛筆 ZOOM414 多機能ペン

手にすると、かすかにザラザラとした感触が伝わってきて、質感もとてもいい感じです。「こんなに細いのに、多機能ペン!」というのが私の第一印象でした。それほど、スリムなボディをしています。特にそう感じさせるのが、クリップが付いているボディの上半分がさらにスリムになっているためだと思います。

多機能ペンの機構というのは、その上半分にあることが多いので、どうしてもそこが太くなってしまいがちです。

トンボ鉛筆 ZOOM414 多機能ペン

搭載されているのは、黒・赤のボールペン、0.5mmのシャープペンの3種類。ボディをカチカチとツイストすると、上記のペンが順番に出てきます。そのツイストは、右回転、左回転の両方に対応していて、さらにストッパーがないので、際限なく回し続けることもできます。

シャープペンが付いているので、消しゴムを探してみると、ありました。ありました。トップ部分をクルクルとねじるとキャップが外れて、中から消しゴムが現われるのです。カラーバリエーションは、シルバーとブラックの2種類。

多機能ペンは、便利の存在なのですが、その性質上どうしても軸が太くなりがちですが、このZOOM414ならスマートに持って、便利に使えそうです。お値段は、1本5,000円+tax。今年の9月頃から国内での発売が開始されるそうです。取材をしている間、買うとしたらどっちの色かな、とずっと考えていましたが結論が出ませんでした。思い切って両方買ってしまうかもしれません。。。発売が待ち遠しいです。

■  蛍光マーカーとボールペンの多機能ペン(ビック廣済堂)

最近、にわかに盛り上がりを見せているフランスの老舗ボールペンのビック。そのキャラクター「ビックボーイ」に誘われて、ビック廣済堂さんのブースに入ってみました。まず、私の目に入ってきたのが、アメリカの筆記具ブランドの「シェーファー」でした。シェーファーがビッククループに入っていたとは知りませんでした。日本の銀行のように、いつの間にやら、合併とかが多いので要注意です。

ビックのボールペンの中に、面白いペンを発見。「ブリーフィング」という名の新製品。それは、蛍光マーカーと黒のボールペンが一体になった多機能ペン。ペンの両端に、蛍光マーカーと黒のボールペンが付いているタイプは前からありましたが、

このペンがすごいのは、同じペン先から蛍光マーカーとボールペンが交互に出てくるというもの。

Bic

ボディをツイストすると、黒のボールペンが出てきます。今度は、反対側にツイストすると、黒のボールペンが引っ込むのと同時に、筒状になった蛍光ボールペンがでてくるというのもです。

Bic

筒状なので、ボールペンとはまったく干渉せずに出てきます。誠に見事なアイデアでした。蛍光マーカーは、詰め替えができるそうです。

■  見た目の美しさと機能性を併せ持ったファイリング(エセルテジャパン)

エセルテ・ジャパン

ヨーロッパのファイルメーカーの大手、エセルテとライツが同じグループになったそうです。エセルテジャパンさんが出展されていましたので、覗いてみることにしました。お馴染みのレバーアーチファイルの中で、私の目を釘付けにしたのがXフレームというハンギングファイル。

エセルテ・ジャパン

紙をふたつ折したファイルはご存知の方も多いと思いますが、そのファイルの両端に引っ掛けるフックがあって、Xフレームというボックスに引っ掛けてファイリングするというものです。Xフレームには、赤や青などのカラーバリエーションがあり、さらに中に収納するハンギングファイルにも色々な色があるので組み合わせを考えるのもとても楽しそうです。

Xフレームは使わない時は、折りたたみ椅子のようにたたむこともできますので、限られたスペースで仕事をするSOHOの方にはもってこいのファイルだと思いました。エセルテのハンギングファイルには、「レディタグ」というユニークなものもありました。

エセルテ・ジャパン

ファイルにタイトルを付けるインデックスタグがあらかじめ5つ付いていて、すぐにタイトルを付けることができるという優れものです。書類はファイリングしたものの、タイトルを付け忘れて書類が行方不明になりがちな、私にはとっても助かる機能です。2回にわたりまして、ISOT2005で私が気になったステーショナリーをご紹介して参りました。ISOTで発表された数多く商品が、これから文具店に並んでいくことでしょう。また文具屋さんに行くのが楽しくなります。

*関連リンク
■「ISOT2012 レポート」
■ 「ペーパーワールド・チャイナ2012 レポート」
■「ペーパーワールド2013 レポート」