文具で楽しいひととき
光原社
キッチンクロスなど
夏の蒸し暑い時にデスクに向かって仕事をしていると、腕がデスクの表面にベタベタとして気分が悪い。そこで試しにデスクに布を敷いてみた。すると、これがとても心地よかった。考えてみるとダイニングテーブルなどには布を敷くことあるが、仕事場のデスクではない。これは意外にアリだと思った。
■ 見た目もやさしくなる
私はデスクに傾斜台を設置している。その上にカッティングマットを敷いている。すでに色々と置いている上に、今回さらに布を敷いた格好だ。布はキッチンクロスを主に使っている。このキッチンクロスはサイズが60cm×45cmのものが多い。ちょうど私が使っているカッティングマットとほぼ同じサイズだったので都合が良かった。
敷いてみた第一印象は仕事の視界が柔らかくなったと感じた。デスク空間というのはどちらかと言うと、カクカクとした無機質なものになりがち。そこに布が加わるとふんわりとした見た目になる。そこに腕を置いてキーボードを打ったり、ノートに書いたりする時の感触がサラサラと心地よいのだ。デスク仕事を何十年も続けてきたが、これはちょっとした発見だった。
■ 私の使っているキッチンクロス
[光原社]
仙台の光原社に行った時に買ったものだ。その時はイベントのディスプレイとして使おうとかと考えていた。インド綿と言うものらしくザックリとしていて素朴な心地よさがある。少し大きな方眼フォーマットのような柄で見ていて落ち着く。
[リトアニアのキッチンクロス]
WRITE&DRAW.で買ったリトアニアのキッチンクロス。麻50%+綿50%。先ほどのインド綿よりも凹凸が少なくサラサラとした触り心地。+の柄もさぁ頑張ろうと言う気分にさせてくれる。
[IKEA]
これはIKEAのキッチンクロス。なんと4柄(4枚)で399円というリーズナブルな価格。さすがに生地は少々薄めではある。フカフカとした状態にするには重ねて使うといい。
■ 一方で気になることも
デスクに布を敷いて腕は気持ちいい。ただ、紙を一枚置いて書こうとした時にフカフカさが裏目に出る。不安定で書きづらいのだ。その場合は少々面倒だが、小さい下敷きやカッティングマットを敷いてその上で書いている。こうした不便さというか、ひと手間は必要になる。
*
汚れたら洗濯機で洗っていける。洗うと少し縮んでしまうがそれも味だ。気分で柄や肌触りを替えるのも楽しい。そもそも夏のベタベタ防止のために始めたものだが、あまりにも心地よいので夏に限らず秋、冬、春とオールシーズンで楽しんでいこうと思っている。季節で布地の種類を替えるのいいかもしれない。
IKEAのキッチンクロスを一度洗濯したらギュッと縮んだ
デスク周りで、やはりちょっと無機質だったプリンターにもかぶせて少し印象をやわらかにしてみた。
光原社
WRITE&DRAW. リトアニア キッチンクロス
IKEA キッチンクロス
ポスタルコ スナップパッド
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