2017.02.07(374)

「長く使ってわかった私の定番 その他編」

サンスター文具

はりトルPRO など

サンスター文具  はりトルPRO

私の定番文具を紹介するこの企画、最後は「その他」だ。「定番」の「その他」とは、こうして書いている自分でも変な気がする。「定番」という言葉を調べてみると、台帳の商品番号が固定しているとある。固定しているのに「その他」とは、やっぱりなんとなく変だ。そんなことを言ってもはじまらないので、進めていく。つまりはペン、紙製品、ファイル以外の定番ということになる。

■ サンスター文具「はりトルPRO」2004年〜

実を言うと、今回の「定番企画」の発端となったのが、この「はりトルPRO」だった。知人と文具の話をしている時に、本でいつも紹介している文具ってある?と聞かれた。はてと考えてみた。色々と記憶を掘り起こして浮かんだのが、「はりトルPRO」だった。私の一冊目の本「やっぱり欲しい文房具」でも紹介しているし、「ステーショナリーハック!」、「魔法の文房具」、「モノが少ないと快適に働ける」、「仕事文具」と5冊で取り上げている。書斎のツールスタンドに入っているものは、2004年に買った当時のものだ。12年もホチキスのハリを取り続けてくれている。さすがに所々メッキがはがれているが、今も全く問題なく使えている。ペンやノートのように何かを生み出すということもなく、目立たぬ存在だが、寡黙にいい仕事をし続けてくれている文具である。

サンスター文具  はりトルPRO

サンスター文具  はりトルPRO

サンスター文具  はりトルPRO

サンスター文具  はりトルPRO

■ サイプロダクト「コインパース」2004年〜

これは超「その他」というべきものだ。そもそも小銭入れは文具ではないので。。でも12年間ずっと愛用している。私にとっての大切な定番である。一度だけ修理に出したことがある。折り曲げるところの糸が切れてしまい、パチンととめるボタンも少々緩くなったためだ。修理から戻ってきたものは再びシャッキと蘇っていた。さらに12年くらいは共にできそうだ。私はかねがね長く使えるものを買うようにしている。その基準を最近は20年と決めている。10年というのは意外とあっという間にやってくるので、少々短すぎる。今回のように、途中に修理が必要となればその対応をしてくれるものを選ぶようにしている。

とてもコンパクトなのに開けるとグワッと大きく広がり、中の小銭が一望できる。レジで支払いをしているとき「あっ2円あります!」などとすぐに対応できるので、「小銭持ち」にならずに済む。

cyproduct ヌメ革コインパース

cyproduct ヌメ革コインパース

■ オカムラ「コンテッサ」2005年〜

私が会社を退職し、独立の道を進むことになった時、妻がそのお祝いにとプレゼントしてくれたものだ。その座り心地がすっかり気に入り、自宅の書斎だけでなく事務所でも同じものをもう一脚買って愛用している。座面と背もたれがゆったりと大きく、180cmの私の体をしっかりと受けとめてくれる。仕事をする上で椅子は大変に重要だと常々考えている。仕事をしている時に一番体が接している面積が大きいからだ。座るとというよりも、仕事をするために構えるための道具というくらいに私は捉えている。デザインもよく、個人的にはうしろ斜め45度から見たところが好きだ。人間の骨を思わせるフレームのフォルムが美しい。座ってしまうと、そのデザインを見ることができないんですけどね。。

岡村製作所 コンテッサ チェア
書斎のコンテッサ

オカムラ コンテッサ
2005年に買ったコンテッサのアームレストはこのようにボロボロとなってしまっている。。

岡村製作所 コンテッサ チェア
事務所のコンテッサ(2010年〜)

■ コレクト「ブロッター」2006年〜

書斎に座り、左手を伸ばしたところにずっと置いている「ブロッター」。いつも使っているという訳でもないのだが、万年筆で一筆箋を書いてすぐに封入しなくてはいけない状況で、よくこれでゴロリとやる。吸い取り紙はここ1〜2年ほど替えていない。すっかりブルーの方が多くなっているが、吸い取る能力には問題がない。破れたりしたら交換することにしている。

コレクト ブロッター

コレクト ブロッター

コレクト ブロッター

■ 丸善「森林楽」2007年〜

こちらも書斎で使っているものだ。机の右上引き出しの中に収まっている。いつも使っているレギュラー万年筆はcyproductの4本さしペンケースに入れている。そして、このペントレイは控え万年筆のための専用スペース。言わば万年筆のダッグアウト。いつ行くぞと監督(私のことだ)に言われても、書き出せるように静かにスタンバイしてくれている。控えとは言え、たまに一筆箋などで手にすることもある。そのため比較的によく使っている万年筆が手前に来ている。

ちなみに、ここに収まり切らない万年筆は、3軍ということになろうか。彼らは別のペンケースに入っている。彼らはインクを抜かれ、休息体勢をとっている。そのペンケースには、1本分の万年筆が入る余裕がある。そのことが目下私の頭の片隅にずっとある。あと1本は買っていいのかもしれない、いやいやもう万年筆は十分持っているのだからいいじゃないかと、二人の自分がせめぎ合っている。

丸善 ペントレイ 森林楽

サンスター文具「はりトルPRO」
*サイプロダクト「コインパース」は廃番。
少し大きめですが「カード&コインパース」というのがあります。
オカムラ 各種「コンテッサ」
コレクト「ブロッター」
丸善「森林楽」

関連コラム
「長く使ってわかった私の定番シリーズ」
ペン編
紙製品編
ファイル編