2018.01.23(398)

「NEW ToDo全集」

デザインフィル

PLOTTER ミニサイズ

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

ToDoがあれもこれもと矢継ぎ早にやってきたりすると、処理が追いつかず、てんやわんやになってしまう。そんな時、ToDoなんてなければいいのに・・・、ToDoがなくなったら、さぞスッキリするだろうなぁと思うことがある。でも、よくよく考えてみると、ToDoがなくなるなんてことはないのだ。生きている限り、なんらかのToDoはあり続ける。ToDoがなくなる時、それは人生が終わった時だ。つまり、ToDoがあるということは生きている証であるとも言える。

その管理が難しいのは、ToDoのちょっと変わった特長にある。日々仕事をしていく中でひとつひとつのToDoをこなして減っていく。しかし同時に新たなToDoも次々に生まれていくのだ。ここがやっかいなのだが、ToDoは減ってはいきながらも増えて常に一定量が保たれていくものなのだ。たとえるなら、ラーメン屋さんの秘伝のスープのような感じだ。毎日ラーメンを作ってスープは減っていくが、継ぎ足ししながら常に一定量が保たれているように。

そう考えてみると、ToDoを管理するには減らせるけど増やせるツールである方が望ましい。これまで私はATOMAというメモを使ってきた。これは中に綴じられたメモが自由に付け外しができるというものだ。とても便利だったのだが、リフィルの入手が困難ということが私を悩ませていた。そこで、システム手帳で管理してみることにした。

ATOMA ToDo全集

■ PLOTTER ミニサイズ

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

ミニサイズとは一般的に「M6」や「ミニ6穴」サイズとも呼ばれているものである。これまで使ってきたATOMAのA7サイズをほんの少し大きくしたくらい。サイズとして申し分ない。システム手帳は一枚一枚のリフィルの付け外しが自由にできるので、ToDo管理向けでもある。これまでATOMAではページが縦開きだったが、システム手帳では横開きになる違いはある。まぁこれは慣れれば問題はないだろう。

数あるシステム手帳のM6サイズの中から、PLOTTERを選んだのには理由がある。なんと言っても余計なものがないのがよかった。カバーの内側にはポケットやペンホルダーもない。私はToDo管理だけを行いたいので、余計なものは不要。そして、これはToDo管理とは関係のないことだが、このグレーの色合いが気に入った。私が選んだのは、PLOTTERの中でもリーズナブルプライスの「シュリンク」というバージョン。革にしなやかさがあってページもめくりやすい。

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

■ リフィルは6mmルールド

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

ToDoというと、なぜか5mm方眼を使うというイメージがある。私もATOMAでは5mm方眼をずっと使ってきた。たしかに □ のチェックボックスは書きやすい。でも、その後は「企画書を作る」といった短い文章を書いている。むしろ書く量としては文章の方が多い。ならば文章向けの紙面フォーマットの方がいいのではないか。PLOTTERには5mm方眼がなく、ちょうどよいものはないかと、選んだのが6mmルールド(横罫線)。私のノート人生を振り返ってみると、横罫線に書いてきたことの方が多かった。それらは6mmや7mm罫線。書き慣れたフォーマットに戻った恰好だ。この6mmルールドには各ページの内側端に1〜20までのナンバリングがある。ToDoをリストアップした時のひとつの目印になってくれそうだ。

PLOTTER ミニサイズ 6mmルールド ToDo管理ツール

PLOTTER ミニサイズ 6mmルールド ToDo管理ツール

PLOTTER ミニサイズ 6mmルールド ToDo管理ツール

PLOTTER ミニサイズ 6mmルールド ToDo管理ツール

■ カスタマイズで気持ちよく使う

私は、これまでToDoを管理していたATOMAを「ToDo全集」と呼んでいた。「全集」と言うように、ありとあらゆるToDoを書きとめて管理している。頭にToDoを記憶させておくことは絶対にやらない。書きとめることで頭に記憶という負担を掛けないようにしている。頭は考えることにフル活用していく。これは「GTD」のメソッドだ。私の「ToDo全集」は「一般」「執筆」「プロジェクト」の3カテゴリーに分けている。「執筆」は文字通り連載など文章を書く仕事のToDo。「プロジェクト」は、文具メーカーさんからご依頼をいただく商品企画ディレクション、ショップのコーナーディレクション、講演などが入る。そして「一般」はそれ以外のすべての仕事、ならびにプライベートのそれこそ「洗剤を買う」という些細な買い物リストまでも含まれる。

PLOTTERにそれぞれのインデックスを作らなければならない。市販のインデックスではPLOTTERのせっかくの世界観に馴染まない。そこで自作をしてみることにした。ベルギーの紙製品ブランド「グムンド」のグレーの紙を使って間仕切り兼インデックスを作ってみた。セットしてみると表紙のグレーにピッタリである。

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

そして、これまでは「ToDo全集」と呼んでいた名前も、ツールをPLOTTERに替えたことだし、新しい名前を付けてみることにした。色々と検討した結果「Notebook for ToDo's」にした。それを一番始めの間仕切りにタイプライターで打ち込んでみた。ウーン、いい感じだ!

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール



今回、長年使ってきたToDo管理ツールを思い切ってリニューアルしてみた。一つのものをずっと愛用していくのは楽しい。しかし、あまりそれにこだわりすぎるのも少しばかり自分を窮屈にしてしまいかねない。人は生き方や仕事の仕方は少しずつ変わっていくものだ。それに伴い手にするツールも替えていってもいいのだと思う。ToDoリストは5mm方眼でなくっちゃという固定観念を打ち破って、6mm罫線にしてみたら、思いの外便利だった。文具選びにはこれで完璧!というゴールはない。あくまでもその時にしっくりとくるものがあるというレベルである。このPLOTTERだっていずれ違うかも、、と感じる時がくるかもしれない。それでいいのだと思う。

PLOTTER ミニサイズ ToDo管理ツール

デザインフィル PLOTTER ミニサイズ シュリンク
6mmルールド ミニサイズ

関連コラム
「システム手帳の新しい流れ」デザインフィル PLOTTER
「ToDo全集に最適」ATOMA PPカバーノート A7
「スマホをチェックしながらメモ」アシュフォード+pen-info IDEA Sketch