2016.05.24(356)

「付せんジョッター!」

アシュフォード+pen-info

スピードジョッター

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

「ジョッター」。手の平サイズの画板のようなアイテム。厚手のカードを四隅で固定して立ったままでも快適に書くことができるメモルーツだ。最大のメリットは表紙を開く必要がなく、取り出したらすぐに書きとめられるところ。スピードが求められるシーンでは心強い存在となる。しかし、個人的に少々不満があった。たとえば、カードをジョッターの四隅にセットするのがちょっと面倒くさい。書いたカードを外すのも、まどろっこしい。この点がもっとスムーズにできたらいいのにと思っていた。その不満点を解消すべく私が考えたのが、この「スピードジョッター」だ。カードの代わりに付せんを使う。アシュフォードさんとのコラボで商品企画をさせて頂いた。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

■ 付せんをしっかり固定できるコーナーガイド

使用するのは、ほぼ正方形の付せん(75mm×75mmを想定)。それを12枚ほどセットできるようになっている。特に調べた訳ではないが、1日に使う付せんの枚数をイメージしてみた。付せんをレザーのジョッターにそのままペタリと貼り付けるのだろう、、ただそれだけのものなのだろう。。そう思われるかもしれない。ちょっと待って欲しい、基本はペタリと付せんの束を貼り付けるのだが、少しだけ工夫をしているのだ。一番の特長はジョッターの上側の両角にL字型のパーツを付けたことだ。ここをガイドにすると、付せんを貼り付ける時に上手い具合にセンタリングできる。このコーナーガイドには、もうひとつ大切な役割がある。ポケットにこのジョッターを出したり入れたりしていると、セットした付せんがずれてしまったり、最悪は外れたりすることがある。このコーナーガイドがあることで付せんを結構しっかりと固定できるのだ。12枚ほどの付せんをセットしてみると、ちょうどコーナーガイドと付せんの厚みがほぼ同じくらいになる。ポケットに出し入れしてもコーナーガイドがあることで、防波堤のような役割をして付せんをホールドしてくれるという訳なのだ。ちなみに私はズボンの後ろポケットに入れている。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

■ ミニペンシルが付属

裏返すと下側にペンホルダーがあり、そこには小さな鉛筆がセットされている。これは「IDEA piece」に付属している鉛筆と同じもので、ヒモのしおりを取り外している。ペンホルダーの位置については色々と試してみたが、この下側にある方がメモをとるという行為においては一番スムーズだった。左手に「スピードジョッター」を握り、右手で「スピードジョッター」の裏側下を探る。すると鉛筆の頭が手探りだけでわかる。それを引き抜けばすぐに筆記体勢に入れる。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

■ 書いたメモの一時保存もOK

一般的なジョッターはメモ帳のようにページがめくれない。書き終わったメモは、先ほども触れたように四隅からカードを外す必要があった。「スピードジョッター」では、これが文字通りスピーディにできる。一番上の一枚だけを剥がせばいい。剥がした付せんは、裏面にペタリと貼り付けて一時保存する。粘着面を上にして貼る。このとき付せんの下側をペンホルダーに挟み込んでおく。こうしておけば、付せんはヒラヒラしない。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

出先でメモをしてオフィスや自宅に戻ったら、一時保存した付せんを剥がしてノートや手帳など、しかるべきところに移動していく。せっかく書いたメモもこうして次のステップに進めてあげないと死蔵させることになってしまう。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

■ IDEA pieceとの使い分けは?

机以外の場所でさっとアイデアをメモする専用ツールとして「IDEA piece」を、私はかねてより愛用している。それと今回の「スピードジョッター」をどのように使い分けるべきか。まだ、はっきりとした使い分けができている訳ではないが、現在はこんな感じで運用している。簡単に言ってしまうと、「IDEA piece」は書きっぱなしのメモ、対して「スピードジョッター」はそれをもとに膨らませていくメモ。書きっぱなしメモとは、とにかく書いておくことが重要なもの。あとで使うかどうかも全くわからない。ただひらめいたことをそのままにしておきたくないというタイプの事柄。一方、メモの中でも今とりかかっているプロジェクトに関するものなどは「スピードジョッター」に書いていく。そして、あとでそれに関連する資料やノートに貼り付けて合体させて、膨らませたりして発展させていく。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

こう想定してみたが、もっと身近な場面で「スピードジョッター」が便利だとしみじみ実感したことがあった。それはスーパーでの買い物。買うべきものをリストアップして、買い物カゴに入れるたびにリストの項目を消し込んでいく。きっと多くの人がやっていることだろう。それが一枚のボード状だととてもやりやすいのだ。以前は「IDEA piece」でやっていたが、いちいちページを開く手間があった。「スピードジョッター」ならページを開く必要もなくサッとリストを消し込める。



この「スピードジョッター」はすでに持っている正方形の付せんが使える。消耗品のことにあまり気にせずに済む。ジョッター用紙はそこそこ厚みがあるせいか、書く時にちょっと躊躇してしまうことがあった。付せんならそうした心配はない。スーパーの買い物以外でも、じゃんじゃんと使っていこうと思う。

アシュフォード+pen-info スピードジョッター

* アシュフォード+pen-info 「スピードジョッター」4,500円+Tax
以下ショップで販売されています。
・大丸藤井セントラル
・ナガサワ文具センター 本店
・伊勢丹 新宿店
アシュフォード オンラインストア

今回紹介した「スピードジョッター」はまだ試作段階で一部仕様が変更されるかもしれません。

関連コラム
「ジェットエース究極版」アシュフォード+pen-info「IDEA piece」
「付箋ダイエット」スリーエムジャパン ポスト・イット ポップアップノート ディスペンサー
「ウェアラブル ペン」ラミー ピコ クローム