2015.10.20(341)

「背ラベル付きクリアフォルダー」

LIHIT LAB.

立体見出し付きクリヤーホルダー

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

文具の仕事をさせてもらってかれこれ10年以上となるが、まだまだ初めて見る文具は多い。それも新製品でなくこれまでずっと売られ続けているものなのに。

先日、LIHIT LAB.さんととある仕事で打ち合わせをした。その中のお一人が鞄から書類を取り出した。書類はクリアフォルダーに入っていた。打ち合わせでは、よくある光景だ。しかも同社はクリアフォルダーのメーカー。なにも驚くことはない。

しかし、そのクリアフォルダーがはじめて見るものだった。

■ クリアフォルダーに見出しが付いている

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

クリアフォルダーの見出しと言えば、インデックスラベルなどを貼り付けるというのが一般的だ。しかし、これには縦に長い見出が付いている。しかも、その見出しには背があるのだ。クリアフォルダーというものは、フラットな作りなので構造的に「背」というものがない。

インデックスラベルを貼ってもあくまでもフラットなものになって背はそこには存在しない。このフォルダーには、三角柱状の立体的な見出しが付いている。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

その名も「立体見出し付きクリヤーホルダー」。商品の特長をそのまま商品名にしている。あとで触れるがこのフォルダーにはもうひとつ、ストッパーという機能もある。なので、本来ならば「立体見出し付き クリヤーホルダー ストッパー付き」とすべきところだ。

さすがに、「付き」が2つも付くのは紛らわしいと却下したのかもしれない。いずれにせよ、このクリアフォルダーには背がある。

背とは言っても、そんなに厚くはない。せっかくのフラットなクリアフォルダーにあまりにも分厚い見出しがあってはじゃまになってしまうが、これはギリギリのところで抑えられている。背の幅は6mm。

と同時にタイトルを書くには十分な幅を保ちつつ。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

中に入っている見出しは、スライドすればスルスルと簡単に取り出せる。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

私はその見出しに万年筆でタイトルを入れてみた。背のところは細字の万年筆で、そして、両サイドのゆったりとした幅の見出しには極太の万年筆でタイトルを書いてみた。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

無機質になりがちなクリアフォルダーに少しだけ暖かみが生まれた。

■ ラベルを覗きこまなくて済む

クリアフォルダーにこうした背があることで私たちの生活にどのようないいことがあるのか。それは必要なファイルへのアクセスが速くなるというのがある。

ファイルボックスにクリアフォルダーをいくつも入れているとしよう。それぞれには従来のインデックスラベルが貼られタイトルが付けてある。必要なファイルを探すにはそのラベル少しばかり曲げて自分の方に向ける、もしくは自分の方が体を少しずらしてのぞき込む動作が必要になる。その時間、1.5秒。(たぶん、それくらい)

それが、この背見出しがあることでその時間が必要なくなる。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

真正面からでも、横からでもタイトルをすぐに確認できる。そう言えば、打ち合わせの時にLIHIT LAB.の方は鞄から該当の書類を取り出すのがとても速かった。きっと、鞄の中には他にもクリアフォルダーが入っていたのだろう。

でも、この背見出しですぐに見つけることができたのだと思う。

■ 書類がずれ落ちない配慮も

クリアフォルダーとうものは2辺がオープンになっているので書類の出し入れがスムーズに出来る。今回のものもそうだ。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

ただ、この2辺がオープンのため不意に書類がこぼれ出てしまうことがある。このクリアフォルダーには、そのためのストッパーがさりげなく付いている。先ほどの立体見出しのすぐ下にある。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

中の書類をしっかりホールドしておきたい場合は、そのストッパーを表側にひっかける。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

こうしておけば、ボックスや鞄の中でも書類がこぼれ落ちる心配はなくなる。仕事柄、文具メーカーの方と接する機会は多い。そんな時、私はその方がどんな文具を使っているかに注目している。

大体の場合がご自身のメーカー文具を使っていることが多い。(たまに、他社のものを使っていることもある)自社の文具を使っている場合、その文具は選び抜かれたものである。当然、その方は自社の文具を手にする機会は多いはずだ。

その中であえてその文具を選んでいる訳である。そうした文具メーカーの人が日頃から愛用している文具に注目してみると文具店で文具を探すのとはまた違った発見がある。

LIHIT LAB. 立体見出し付きクリヤーホルダー

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