■ 「時計式 ToDo管理術」
住友スリーエム <ポスト・イット>オンラインプリント i-Note 「時計式ToDo管理メモ」
□住友スリーエムで以前から展開していた
<ポスト・イット>オンラインプリント i-Note。
これは<ポスト・イット>ノートに自分でデザインができるというもの。
しかし、デザインができると言っても、
入れられるデザインは、住友スリーエム社があらかじめ用意している定型のもの、
そこから選ぶという制約のある中でのデザインだった。
せっかくデザインするなら、ゼロからできたらいいのに。
私は自分のロゴを持っているので、それを入れた<ポスト・イット>ノートが作れたらと、
以前、住友スリーエム社の方と世間話をしていたことがあった。
そうしたら、先日
自由にデザインできるようになりました!というご連絡をいただいた。
この新生「i-Note」を早速試してみることに。
□i Note専用ウェブサイトで作れるようになっている。
このオンラインサービスの中には、
線や円を描いたり、文字を打ち込んだりなどできるごくごく簡単のツールが
備わっており、それで自分の好きなデザインを作っていく。
また、既に作ってあるデータやロゴなどを取り込むことも可能。
作れる<ポスト・イット>ノートのサイズは、全部で4種類。
どれも私たちが普段よく使っているサイズだ。
今回、私は一番大きな長方形タイプの74×104サイズを選び、
自分のロゴを入れてみた。
自分のロゴを入れたポスト・イット>ノート、
これで当初私が欲しいと思っていたものが出来上がることになる。
しかし、これだけでは何か物足りない気がしてきた。
ただメモ帳として使うのであれば、
これまでの市販の<ポスト・イット>ノートを使えばいい。
そこで、前々からこんなものがあったら・・・、と考えていたものを
入れてみることにした。
それは、時計の文字盤を利用したもの。
以前に取り上げた「K47」という手帳のリフィルで見かけたものだ。
それをベースに作ってみた。
ロゴをいれた紙面の余白に二つの文字盤を描いてみた。
この専用描画ツールはあまり微調整ができない。
というか、私自身のツールを使う腕前がそれに追いついていないということもあり、
12時、3時、6時、9時だけのインデックスにした。
これでデザインの完成。
今回のi-Noteでは、完全オリジナルのデザインが
できるようになったことに加え、
2つからという小ロットでも注文できるようにもなっている。
まずは試しに作ってみたいという時に
こうした小ロット対応はうれしい。
数量を最小ロットの2束にして正式発注。
一つにつきポスト・イットの枚数は50枚。
一般のものが100枚入りなので、半分ということになる。
ご参考までに今回の価格は、2つで1,200円。
つまり、1つで600円ということになる。
特に最小ロットなので、かなり割高になってしまった。
しかし、多少コストダウンが計れるよう
送料は普通の宅急便とメール便が選べるようになっている。
私はメール便の85円にした。
そして、待つこと約2週間、
私のオリジナル<ポスト・イット>ノートが
事務所のポストにやってきた。
□あせる気持ちを抑えきれずに、
ビリビリと封筒を乱暴に破り、ご対面。
真っ白な紙面にロゴ、そして自分で描いた文字盤が注文どおり2つある。
3時のインデックスがややずれているなど、紛れもなく私が作ったものだ。
さて、この2つの文字盤をどのように使うか。
「K47」の手帳ではスケジュール帳として使うようだが、
私はちょと違う使い方をひそかに考えていた。
それは「ToDo管理」としてだ。
□ToDOと言えば、多くの人たち同様私もこれまでロディアなどに
やるべきことリストを書いて使っていた。
しかし、このリスト化だけでは私の場合
どうしてもやり残しがでてきてしまうことが多かった。
それは、そもそも
私が仕事の取り組みの真剣さが足らないから、というのも確かにあると思う。
しかし、ここではそれをいったん棚に上げて、さらには戸棚にピシャリ!としまい込んでみた。
その上で、
ToDoリストに感じるのは、時間の概念がないということだ。
それがために、やり残しが発生しやすいのではないかと。
時間軸がないので、1日という時間を漠然と捉えてしまい、
その中でいくつもあるToDoをこなしていくことになる。
つまり、ひとつひとつのToDoにどれくらいの時間で仕上げていくかという
期限がいまいち明確になっていないということなのだ。
1日24時間は、ともすると長そうに見えてしまうため、
ついついそれにあぐらをかいてダラダラと過ごしていた。
例えばこんな感じで。。。
午前中は、まだまだ1日は始まったばかりと、余裕をかましていると、
すぐに正午。お昼ご飯を食べて仕事にもどってしばらくすると、
時すでに午後3:25。
ここでToDOリストを見てみれば、半分も終わっていない。
ここからあわててエンジンをかけてはみるが、当然追いつかず、
翌日への積み残しToDoが出来てしまう。
そんな繰り返しだった。
□そこで、今回の文字盤にひとつひとつのToDoを入れてみようと
考えてみた。
わざわざそんなことしなくても、
例えば、時間軸のあるバーチカルタイプのスケジュール帳に
ひとつひとつのToDoを入れれば同じではあるまいか。
それも確かにアリだと思う。
しかし、私はビジュアルで訴えかけてくれるという点がひとつ大切だと考えている。
バーチカルだと、縦に時間が流れていく。
しかし、私の頭の中にすでにある時間の流れはというものは、
縦ではなく、時計のようにグルグルと回っている。
しかも、針が指し示す
例えば3時とか6時のほうが、
ビジュアル的に緊迫感を持って迫り来る感じがある。
仮に3時に締め切りがあった場合
同じ2:50でも
デジタル時計で見たときと、アナログ時計で見たときでは
やはりアナログのほうが伝わり方が全然違うと思う。
こうしたことを利用して、
自分のおしりをたたこうというのが、今回の方法。
名付けて「時計式 ToDo管理術」。
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◆今回のコラム、すごく長くなってしまいました。。。。
おそらく過去最長かと思います。。
きっとみなさん、読み疲れているかと思いますので、
ちょっとここで、一休。
<ポスト・イット>って、基本的に黄色をしていますが、
どうしてかご存じですか?
これは、ポスト・イットの2つの特性を活かすためなのです。
一つは、何かに貼った時にしっかりと目立つということ。
そして、もう一つが、筆記したときに文字が読み取れるということなのです。
その2つを両立した色が黄色だったのだそうです。
この色はポスト・イット誕生の時から変わっていないそうです。
ちなみに、この黄色はにはちゃんと名前があります。
「カナリー イエロー」、つまりカナリヤのような黄色ということですね。
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□さて、
これを実際に使ってみた。
2つの文字盤があるのは、24時間のため。
24時間の中には、そもそも仕事をしない睡眠時間もあるのだから、
なにもそんなにいらないかもと思った。
しかし、1日はこの2つの円で全てを表すという
全体像をビジュアルでしっかりと捉えておくことも必要だろうと
あえてこのようにしてみた。
まず、その日の日付を片隅にいれ、
2つのの文字盤に、各時間のインデックスをマーカーペンで入れていく。
マーカーペンにするのは、あとでToDoを修正するときにも消えないで済むからだ。
これで事前の準備はOK。
こうして、「時計式 ToDo管理術」をしていく訳だが、
実は、これまでのリスト式ToDoをはじめにつくる。
その日にやることの全体像を把握するためには、
やはりこのリストはわかりやすい。
そして、ひとつひとつのを眺めて、
作業的に同じものをまとめていく。
例えば、「TELする」、「返事をする」、「何かを書く」など。
これは、文字盤に書き込む時に、こうしてまとめたほうが
整理しやすいということと、
作業面からみても、同じことをいっぺんに片付けてしまったほうが効率的でもあるからだ。
そうして固まりができたら、
いよいよ文字盤の中に埋め込んでいく。
書き込んでいくためには、今日は何時までに仕事を終えるかを
決めなくてはならない。
これまで、私はこういうおしりを決めるという発想がなかった。
だから、その日のToDoがやりきれなかったのだろう。
こうした発想の転換ができたのも
一日をビジュアルで眺めるこの「時計式 ToDo管理術」の
効用と言えるかも知れない。
実際にToDoを埋めていくと、
特にはじめの時は、事前に用意したToDoが収まりきらないことがあった。
これを見て、私はハッとした。
いつも私が作っていたToDoリストは、そもそもその日に終えることのできない
分量だったのだ。
そして、やり残しが出て仕事帰りにイヤーな気分になっていた。
考えてみると、イヤーな気分になる分量のToDoリストを自ら作り、
それにより、自分でイヤーな気分に陥っていたということだったのだ。
やれやれ。。。。
はじめのうちはこんな感じだったが、何日か文字盤を埋めていく作業を
していくと、その日にこなせる分量というのが段々身についてくる。
こうして、1日のToDoが文字盤に埋め込めたら、
さぁ、仕事。と言う前にぜひ揃えておきたいものがある。
それは時計。やはりここはアナログの針式時計がいい。
私は元々机に置いていたブラウンのクロックがあった。
これが上手い具合に私の作ったポスト・イットの文字盤とほぼ同じ大きさになっている。
実際の時計と「時計式 ToDoノート」を並べておいておくことで、
今取りかかっているToDoをあとどれくらいでしあげるべきかが
一目瞭然となる。
□これで一週間ほどやってみたが、
意外とうまくいくようになった。
さすがに、ToDoの全てが毎日終わらせるとまではいかないが、
少なくとも、以前よりかはこなせる量が多くなっている。
しかも、驚いたことにかかる時間も減っている傾向にあった。
そして、なにより
1日が終わった後の気分がすこぶるいい。
積み残しがあった時によく味わった
あの何かに追い立てられるような不安感はなくなり、
自分が仕事を追いかけているという心地良さに変わっていた。
この方式はまだまだ完全ではない。
今回このオリジナルの<ポスト・イット>ノートを2つ作ったので、
これでひとまず試験運用を続けてみることにしようと思う。
ちなみに、これは毎日欠かさず使うということはせず、
主に事務所にこもって仕事をするときに使っている。
外出だけで一日が終わる場合は、
これまでのカレンダー式スケジュール帳で十分。
この様に使う時と使わない時があるので、
ポスト・イットスタイルがピタリとくる。
今後使っていくうちに
もし、何か改良したいところが出てくれば、
そこは自由にデザイン変更ができる「i-Note」なので安心である。
◆みなさん、最後までお読みいただき、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございます。
(2008年6月10日作成)
*2010年1月29日追記
現在は3Mオンラインストアに統合され、メール便はなくなり
一律送料420円、3150(税込)以上のご購入で送料無料となっています。
□ <ポスト・イット>オンラインプリント i-Note オフィシャルサイト
■ 「時計式ToDo管理メモ」のテンプレート ダウンロード ページ
* 「時計式ToDo管理メモ」をより詳しくご紹介するページ、はじめました。。。
■ 関連リンク
□ 「ToDoは時計で管理すればうまくいく」 オールアバウト記事
■ De sonogo (で、その後)
この「時計式ToDo管理術」i note
大変調子がよく、ほぼ毎日使っています。
また、知り合いに配ったところ、こちらでも結構好評でした。
そうこうしているうちに、当初作ったものがなくなってしまったので、
追加で大量に、注文してみることにしました。
50綴りを20束。価格にして10,000円。
せっかくたくさん作るので、
イラストレーターができる方にお願いをして
時間インデックスをきれいに入れてもらいました。
最近は、終了した項目をマーカーで塗るようにしています。
こうすると、終わった仕事が一目瞭然になりますし、
なにより、ささやかながら達成感が味わえます。
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