■ メモを手首にセット!
  ハイモジモジ リストイット 315円


 


□この「リストイット」は、
 幅1cm 足らず、長さ28cmの細長いメモ。

 商品名に「リスト」とあるように、
 これは腕時計のように
 手首に巻き付けるというユニークなメモ。


 つまり、
 身に付けておけるメモという訳だ。


 手首に付けていれば忘れようがない。

 よく子供の頃、
 学校で明日の授業で使うものを
 手の平に書いておくことがあったが、
 これはその大人版対策ツールと言ったところだろうか。


 色も豊富に揃っている。

 かなりビビッドものから、
 ややシックなダークカラー系というものもある。


 メモは、
 仕事で使うことも多いので、
 こうしてTPOにあわせて選べるのはうれしい。



□使い方はまず、
 「リストイット」を1本取り出し、
 その1cm 足らずの幅の中に、
 例えば、
 「帰りに牛乳を買って帰る」といった
 忘れてはならないことを書き込む。



 


 ここで注意すべきは、
 この28cmという長さのメモの
 どこにでも書いていいという訳ではないこと。

 両端は丸くなっており、
 その小さい丸の側に書いていく。

 よくよくその側を見てみると、
 小さな2つの穴がくり抜かれている。

 その間に書いていく。



次に
 これを腕に取りつける。


 取りつけるといっても、
 いきなり手首に巻き付けてはいけない。

 まずは
 ワッカ状にしてあげる必要がある。

 大きな丸の側には、
 スリットがあいているので、
 その間に反対側の端を通す。


 こうしてワッカ状にしてから、
 ここでようやく手首に通す。



 


 付けるのは右手でも左手でもいいと思うが、
 私は腕時計を付けている左手にしてみた。

 この方が見る機会が多くなるためだ。


 手首に巻いたら、
 最後に飛び出した端っこの部分を固定する。

 うまい具合に、
 この飛びだした端っこには切り込みがあり、
 しっかりと固定しておくことができる。



 


 これで完了。


□「牛乳を買う」というメモが上側に来ると、
 さすがに恥ずかしいので
 「リストイット」をクルクルと回転させて、
 ひとまず手首の裏側にしておくといい。


 なお、
 固定するとは言っても、
 さすがに紙だけなので、
 日常生活を送っているうちに、
 リストイットがやや緩んできてしまうことがある。

 そうした場合は、
 テープでとめておくといい。


 付け心地はとても自然。

 付けていることを忘れてはいけないが、
 ある意味忘れてしまいそうなくらいである。


 しかし、
 手は何かと自分の視界に入ってくるので、
 なんだこれは?と
 すぐに目にとまることになるので安心。


 
□先程、メモに「牛乳を買う」といった部分を
 手首の裏側にすると言ったが、
 実はこれにはひとつ問題がある。


 それは、
 電車に乗ってつり革を握っている時。

 この状態だと、
 前に座っている人に
 見事にその文字が読み取られてしまうことになる。


 これではどうしても恥ずかしいという場合は、
 メモを取り付ける際に表面ではなく、
 裏面にしておくのが良いだろう。

 こうしておけば、
 端からはメモを見られることもない。

 一方で、
 のぞき込めば
 自ら書いたメモの中身は十分に読み取れるので。


 忘れてはいけないことがあったら、一本ずつ書いて二本三本と付けていけばいい。

 そして、
 最終目的である、
 たとえば牛乳をちゃんと買ったり、
 メモが完了すれば、
 その「リストイット」をビリッとと引きちぎる。


 これはなかなかの快感。

 やり切った感もしっかりと味わえる。


 この「リストイット」、
 自分自身が忘れないためにも便利だが、
 誰かに何かを頼むという時にも
 使える。

 むしろ、すごく使える。


 その時は、
 お願いしたいことをメモして、
 その人に「リストイット」を渡せばいい。

 そして、その「リストイット」を
 すぐさま手首に付けてもらう。

 これは効果てきめんではないだろうか。







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