■「ここまで来たか 日本のデザイン」
TOMBOW デザインコレクション
XPA 2,500円
2003年11月15日発売が開始されたTOMBOW デザインコレクション XPAを早速、銀座伊東屋に買いに走りました。
伊東屋さんでもまだ正式入荷されておらず、ショーウインドウに入っていた現品を購入することになりました。
まず、トンボさんのデザイン性の高いステイショナリーへの取り組みですが、第1回目のISOT(ステイショナリーの展示会)の時、つまり、1990年に私は始めてトンボさんのZOOMシリーズを見ました。その時も大変インパクトのあるデザイン文具シリーズでした。調べてみたところ、それ以前の1986年からトンボさんは日本のメーカーには珍しく書き手の個性やこだわりにふさわしい斬新なデザインへの取り組みを始めていました。
日本では残念ながら、知る人ぞ知るという存在ですが、ヨーロッパでは、そのシリーズの1つであるZOOM707がドイツ国際デザイン賞の「DESIGN PLUS」などいくつかのデザイン賞を受賞しています。日本よりもドイツをはじめとするヨーロッパで高い評価をされています。
そのZOOM707はそれ以降も販売が続き、今回のデザインコレクションにもあらためて入っていました。
さて、本題のデザイン コレクションシリーズですが、これらはすでにヨーロッパで販売されていたものがこのたび、逆輸入の形で日本に帰ってきたということです。
私としてはなぜ、もっと早く日本で販売が始まらなかったかが疑問ですが、、、
本体の説明に入る前に注目したいのが、パッケージです。これがまた、本体に劣らず結構いい感じです。どことなくラミー社にイメージが似ていないでもありませんがブラックのマット調の紙製のボックス。右下には9個ドット(穴)を配してシンプルにまとまっています。
本体ペンは見た目、知らない人がみたら、はじめペンとは思わないかもしてません。何かのパーツか工具といった印象です。
手にしてみると、それほど重さはなく、(21.7g)しかし、存在感のあるデザインです。手触りは、金属感があふれ、つや消し独特のちょっとざらざらして手にフィットする感じです。
使用しない時はペンの長さが105mmで、書くときはペン先の反対側を引っ張るとボディが伸びると同時にペン先が繰り出して129mmと伸びるという面白い仕掛けです。ペン先をしまう時、つまり、ボディを縮めた時にクリック感があり、カチッととまります。ポケットなどにしまっている時に、ペン先が不用意に出ないような安心設計になっています。引っ張った状態はなにか金属製の注射器みたいな感じです。
ペンにはクリップはなく、その代わりにヘッド部に穴が1つあり、ペンダントのようにひもをとおして首にかけたり、キーホルダーにつけたり、携帯電話ホルダーにつけたりと、今までとは違った使い方ができそうです。
私が使う場合はコンパクトで、ペン先もとがっていないので、ポケットに放り込んでおいて普段使いをしようと思ってます。
日本の文具デザインもいよいよ世界レベルになってきたと感じさせるユニークなペンでした。
□ トンボデザインコレクション その他の評論
■「ナナフシのようなペン」 Zoom 707
■「葉巻のようなペン」HAVANNA
■「アルミ削りだしのペン」Zoom2000
■「ようやくわかったこのシンプルな良さ」ZOOM980
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