
■「紙で出来たペンケース」
ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ
1本挿しペンケース 6,500円
紙と言えば、ふつうは破れたり水に弱いもの。
しかし、これは紙なのに破れず、しかも水にも滅法強い。それが「ストロング ファイバー ペーパー」と言う紙だ。
耳慣れない名前ではあるが、きっと多くの人が一度ならず何度もこの素材を触ったことがあるはず。
タネ明かしをすれば、この紙はジーンズのお尻ポケットのすぐ上にあるラベル、専門用語では「パッチ」というのだが、ここに使われている素材なのだ。
最近では革製のものも見かけるが、もともとこの「ストロング ファイバー ペーパー」が使われていた。使い込むうちに、表面がフサフサと毛羽立つ独特な質感をもった素材。
この素材の特徴は、まずなんと言っても頑丈であること。そもそも、ジーンズは水洗いしたり、場合によってはストーンウォッシュされたりなどハードな扱いを受けるが、そうした状況でも全くへこたれない。
しかも、紙であるので、とっても軽量。
この「ストロング ファイバー ペーパー」の良さに注目し、財布や名刺入れなどを作っているのが、ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ社。
根っからのジーンズ好きのオーナー塩田さんが立ち上げたブランド。自らデザインも手がけている。
四国香川に本拠があるのだが、ちょうどタイミングよく先日東京で開催された「グッドデザインEXPO」に出展されていた。
その際お会いすることができた。
ジーンズ好きを絵に描いたような方で、ジーンズが体の一部のように、ばっちりフィットしていた。
その塩田さんが最近作ったというペンケースを見せていただいた。大切なペンを1本だけ入れておく潔いスタイル。
外観は、ジーンズパッチ素材らしい温かみのある肌色。
これは「グリーンティ」というもので、ボディの正面に明るいグリーンで染められたスウェードレザーがあしらわれている。このほか、「コブラオレンジ」(7,500円)、「サドルブラック」(6,500円)もあった。
ペンケースというと、全体を覆い隠すような作りが一般的だが、これはあえて所々に中のペンが垣間見える作りにしているところがニクイ。