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■「サブ万年筆を持つ」
 セーラー万年筆
 プロフェショナルギア
 スリムミニ万年筆
 10,500円



よくプロカメラマンの方がメインで使うカメラの調子が悪くなった時のために、サブカメラというものを持っている。

例えば、リコーGRやコンタックスT2など、そのどれもがコンパクトなのに、プロも納得の機能を備えているというもの。

こと万年筆においても「サブ万年筆」という考えがあってもいいのではないかと思う。

その筆頭として、ご紹介したいのが、セーラー万年筆プロフェッショナルギア スリムミニだ。


この万年筆、以前にご紹介したプロフェッショナルギアのコンパクトシリーズのひとつである。

レギュラーサイズをベースに以下の3つがラインナップされている。
 
・軸を短くしたミニタイプ、
・軸を細くしたスリムタイプ、
・軸を短く、かつスリムにした今回ご紹介しているスリムミニタイプ。

スリムミニがシリーズの中で最もコンパクト化が計られたモデルだ。





この様に、細く短くなっている訳だが、細さについては、確かにレギュラーサイズよりも確かに細くはなっているものの、取り立てて細いという感じはしない。

しかし、軸の短さについては、並々ならぬものがある。

長さにして10cmちょっと。ラミーピコを少しだけ長くしたくらいしかない。

レギュラーサイズと比べると、ペンの後軸だけをチョキンとカットしているようなスタイルになっている。





一方のキャップ部分はさほどコンパクト化が計られていない。

そのキャップの中には当然ペン先が入っている。つまり、万年筆の命であるペン先は必要以上にコンパクトにせずに、しっかりと本格さが保たれているという訳なのだ。

こんなところが、「サブ万年筆」らくしく良いと思う。


ボディの半分以上を占める大きなキャップをはずすと、14金のペン先が現われる。





レギュラーサイズより、ひと回り小さいものの、セーラーらしい作りこみの良さがしっかりと見てとれる。

キャップをはずしたままでは、あまりにも小さすぎて、ペンがすっぽりと手の中にはいってしまい、到底書くことはできない。

次ページに続く


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