
■「がしがし使えるカジュアル万年筆」
ラミーサファリ万年筆
3,990円
万年筆というとモンブランや、ペリカンなど高級イメージがあり、手紙を書いたり、サインをしたり、小説を書いたりとちょっとあらたまった時に使うというイメージがあります。
このラミーサファリは万年筆でありながらそんな堅苦しさはなく、いつでも、がしがし使える実用万年筆です。聞くところによれば、ドイツでは書き方を覚えはじめの子供が最初に子供用の万年筆を使うそうです。うらやましい話です。そして、このサファリは学校の生徒用に設計された万年筆らしいです。
材質はプラスチックですが、全体的な印象としては、安っぽさはなく、しっかりとした存在感を醸し出しています。ボディ両側面にはインクの残料が見える窓があいていて、デザインのポイントにもなっています。
サファリの概観上の最大の特徴にもなっているクリップは太いワイヤーのようなものを折り曲げている感じです。クリップの先は丸くなっているため、これが結構使いやすく、シャツの胸ポケットにさすときにも生地を傷める心配がありません。
シャツのポケットからのぞくクリップはシンプルながら主張が感じられます。シャツ以外にもかばんのポケットなど少し厚め生地にもしっかりホールドしてくれます。
キャップをはずすと真っ黒な万年筆ペン先があらわれます。グリップ部分は人間工学で設計されたかのような持ち手にフィット感を感じさせる絶妙なカットが施されています。まるでエッジの効いた彫刻のように見た目にもかっこよく映ります。
私のサファリとの出会いは10年近く前になります。知り合いの建築家の方が打ち合わせの際に真っ赤のサファリ万年筆を使っているのを見た時です。胸ポケットから何気なく取り出して、設計図の余白にサラサラと家の展開図のイラストを描いている姿がなんとも様になってとても印象的でした。
ペン先はEF、F、Mの3種類あり、私は普段の商談メモに使っているので、極細のEFを使ってます。(A5版の小さ目のノートを使っているため)ボディカラーはレッド、イエロー 、ブラック、ブルー、グレー、スケルトンがあり、私はレッド、ブラック、ホワイトを愛用しています。ホワイトは現在はもう販売されていないようです。
ホワイトのラミーを見ていると、私はいつもスターウォーズのストームトゥルーパーを思いだしてしまいます。並べてみるとどことなく色合いといい、デザインいといい、同じ血が流れているかのようです。
3,990円と比較的に手頃なお値段の割にペン先はしっかり作っているようで滑らかな書き味です。前述のグリップのカットのおかげで、常に最適握りポジションが簡単に決まります。万年筆には珍しくペン先が黒いのも好感がもてます。インクは専用交換カートリッジがあり、色はブラック、ブルー、レッドなどがあります。私はそれぞれのペンに違うインクを 入れて楽しんでいます。
また、カートリッジだけでなく、カートリッジコンバータの別売りも用意されています。これを使えば、ボトルインクが使えます。
発売されてからすでに25年も経っているというのに、今だに、色あせないデザインはさすがラミーといったところです。
*ご紹介した画像は、2003年当時のもので、
現在販売されているものと一部異なっています。
■ ラミー サファリ 万年筆はこちらで販売されています。
□ラミー その他のコラム
■「蛍光マーカーが飛び出す多機能ペン」 ラミー ピックアップ
■「気分をあわせて、グリップを着替える」 ラミー アクセント 万年筆
■「水性ボールペンの魅力が存分に味わえる」 ラミー スイフト SWIFT
■「アルミをまとったシンプルペン」 ラミー ティポ AL
■「カチカチ音をたてない4色ボールペン」 ラミー2000 4色ボールペン
■「落書きという名のシャープペン」 ラミー ペンシル スクリブルブラック
■「ようやく手に入れたラミー2000万年筆」
TOP
ペン コラム集
Copyright (C) 2003
Tadashi Tsuchihashi,
All rights reserved.