
■ 注目した中国ステーショナリー
■ 環境に配慮したステーショナリー
中国というと、急発展の影で、環境破壊が大きな問題になっているという報道を日本でもよく耳にする。
そういうイメージあったので、中国出展社の間から「環境」という言葉が聞こえてきたのにはちょっと意外だった。
例えば、
この上海利明工芸品有限公司という出展社がそうだった。
ここは再生紙を使ったファイルを作っている。
中国では、生産コストという面で言うと木材を原料にしたバージンパルプで紙をつくる方が、再生紙を使うよりも安く作れるという。
なのに、なぜ、わざわざ余計なコストをかけてまでこうした再生紙を使った商品を作っているのか、社長とおぼしき人に聞いてみた。
昨年、中国政府は、政府機関では、環境に配慮した備品を使うようにという決議がされたのだと言う。
それを受けて、この会社ではいち早く取り組んだのだそうだ。
再生紙というと、紙質やデザインなどで制約が多いと思っていたが、ここに並んでいたものは、再生紙と説明されなければ、そうとはわからないような見映えだった。
表面にはまるで革のような凹凸感のあるエンボス加工が施されていた。
単に再生紙を使っているということだけにとどまらず、付加価値があったのには、感心してしまった。
これなら、進んで再生紙を使いたいという気持ちも起こってくるというものだ。