
■ 「モバイルな万年筆」
オート ROOK 万年筆 1,050円
先々月、とある仕事で大阪に行った。
会社勤めしていた頃は、月に1〜2回くらいの頻度で、よく大阪出張をしていたものだが、今回は久しぶりの大阪となる。
梅田の駅前には大きなヨドバシカメラが出来ていたりと、変わった面もあったが、その向かいの当時よく通っていた飲食店街はその頃と同じだったのがうれしかった。
ちょうど昼時だったので、たくさんのビジネスパーソンが忙しそうにお昼ご飯を食べていて、そこに当時の自分をいるような気がした。
さて、
今回の大阪出張では、幾つものステーショナリーショップを見て回ることが出来た。
数えてみたら全部で12店。
その中でとても印象的だったのが「NEUE(ノイエ)」というショップ。
阪急メンズ館の5階に入っていた。
一言でいうと、
一つひとつの商品がゆったりと並べられているおしゃれなステーショナリーショップという感じ。(全然一言になっていない。)
メンズ館に入っているということもあり、男ごころをくすぐるものが、並んでいた。
海外のデザインステーショナリーから日本のメーカーのあまり見かけないものなど、なかなか新鮮みのあるセレクトになっていた。
中には、
コンサイスというメーカーのメタボを測定するスケールというのもあり、これには、私の男ごころが大いにくすぐられた。
初めて知るショップだったが、改めて調べてみると、大阪だけでなく、神戸、そして、東京の二子玉川にもショップを構えていた。
今回、大阪のショップで、私が買ったのがオートの万年筆。
オートが万年筆を出していることは知っていたが、これは正直始めて見るものだった。
そのコンパクトさ、そしてデザイン性を見て、『ひょっとしたら、あれに使うのにちょうどよいかも・・・」、と
期待をさせるものだった。
商品名は「ROOK(ルーク)」。
ボディはすこぶる短い。
例えるなら私の人差し指のつけ根から指先くらいまで、といったところ。
私の指を見たことのない方がほとんどだと思うが、万年筆にしてはかなり短め。
ラミーピコよりほんの数ミリ長い程度。
ボディはアルミ製のようで、とても軽量感がある。
このボディ、
短い中にもなかなか特徴的なフォルムをしている。
ボディラインは、端から緩やかな山を描いている。
ボディの中央までで、ひと山。そして、さらにもうひと山ある
その緩やかな山の頂点には、グリーンのアクセントラインが1本ずつあり、ボディ全体がシンメトリ(左右対称)になっている。
そのグリーンのラインのところは、ボディより一段ガクン下がったような形になっている。
つまり、
別パーツになっていて、ここはキャップとボディの境目になっているようだ。
両方のつなぎ目を順番に引っ張ってみると、尻軸の方がプスッという音とともに外れた。
このキャップを外すのは、つかむ部分が少々短いということもあり、ちょっとしたコツと力を要する。
中からは、
ボディとほぼ同じ長さのペン先ユニットが出てくる。
この短いままでも何とか握ることはできる。
しかし、このペンでは、キャップを尻軸にセットすることを想定しているようだ。
こうすると、
一挙に14cm ほどのレギュラーサイズに様変わりする。
ペン先はスチール製。Germanyとあるので、たぶんシュミット製ではないだろうか。
小さなスチール製ペン先ということもあって、予想していたとおりのやや硬質な書き味。
ペン先に表記はないが F あたりの細字のようだ。
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