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■「たてに開くモールスキン手帳」
 モールスキン レポーター ポケット
 1,890円





発売前からモールスキン手帳愛好家の方々の間で話題になっていたモールスキン レポーターをこの度ひと足早く入手することができた。

あの、モースルキン手帳がタテに開く?はじめにそのニュースを聞いた時にちょっと意外な感じがした。タテ開きのノートといえば、書いたらピリピリと破いてしまうというイメージがある。モールスキンを破るのは正直ちょっと抵抗がある。

そんな事も含めて今回の「レポーター」をレポートしてみたいと思う。


私が今回手にしたのは、ポケットサイズのルールドノート(横罫線のノートタイプ)。

サイズもページ数も横開きとまったく同じで、ちょっと見ただけでは区別しづらいかもしれない。

見慣れた外観の中でひときわ異彩を放っているのがパチンっととめるゴムバンドの位置。タテ開きの証である下側に付いている。

日ごろ、タテに付いたゴムに慣れてしまっているので、今回の横のゴムバンドにはちょっとした戸惑いを覚えた。





ぎこちない手つきでパチンとゴムをはずし、タテに表紙をひろげてみると見慣れたいつものクリーム色の紙面が現れる。紙質は特に変わった形跡はなさそうだ。


ページを開いて気付くのが、ページの境目(製本用語では「ノド」と言うらしい)までがしっかり開くようになっている。横開きでもちゃんと開いていたが、タテ開きの方が、さらに開きがよいように感じる。


もともとモールスキン手帳には糸綴じといわれる製本方式が使われているので、開きがいい。





横開きに比べ、タテ開きの方が綴じ部分が少ない分、開きやすいのではないかと推測している。

開きがよいというのは、紙面を有効活用できるというメリット以外にも、開いた時のおさまりがよく、ページが閉じないようにいちいち手で押さえなくてすむ。

いつ、ページが閉じてしまうか気にしながらの筆記というものはなんとも落ち着かない。この開きがいいというのは個人的には結構重要に感じる。


モールスキン手帳はご存知のように表紙がとてもハードにできているので、立ったままの筆記がとてもやりやすい。

でも、タテ開きということで、今までのモールスキンと筆記スタイルがガラッと変わる。
 
大きく2つのスタイルがあると思う。1つは、見開き2ページをタテに開いたままのスタイルと2つ折りして書くというもの。







個人的には、前者の開いたままで使おうと思っている。2つ折りしてしまうと、1ページごとに持ち変えないといけないし、おっちょこちょいの私は天地を逆に書いてしまうという危険性もあるからだ。
 
私の場合、1回につき2〜3ページは一気に使ってしまうので、開いた状態のほうが何かと都合がいい。

ちなみに2つ折りするスタイルは、ちょっと注意が必要かもしれない。はじめのほうのページでこれをやると、開いたページの1行目が上を向いてしまって書きにくいし、

無理に折り曲げると、モールスキンの綴じ部分に負担をかけてしまいそうだ。


ページが中ほどまでくれば、2つ折りも俄然やりやすくなる。使い始めの頃は無理には2つ折りをしないほうがいいかもしれない。





実は、横開きのモールスキンにはあって、タテ開きにはないものが1つだけある。それは、ヒモ状のしおりだ。

確かに、タテ開きにヒモがあるのはおかしい。では、さっきまで書いていたページをさっと開くにはどうしたらいいかと言うと、根本的な解決策ではないが、ゴムバンドをそのページにしてしまうという手がある。





かばんなどにしまうときには、やはり表紙にちゃんとゴムバンドをすべきだが、書くのをちょっと中断するといったときにはいい方法だと思う。(ちなみに、これは横開きにも使える。)


冒頭にもあったが、タテ開きノートということで、ついつい書いたものをピリピリと切り取りたいという気もする。でも、モールスキンなのだから切ってはいけないようにも思う。

そんな悩ましいことへのモールスキンの回答として「少しなら切っても、かまわないよ」と言わんばかりに最後の24ページ(12枚)だけにはミシン目がついている。





全ページにミシン目が付いていないところがなんともモールスキン的だな、なんて思ってしまった。


タテ開きというモールスキン、これまでのモールスキンとはちょっと違った使い方になりそうだ。

おりしも、オールアバウトのステーショナリー ガイドを務めさせていただくことになった。

これからたくさんの取材を控えている。いろんな方から見たり、聞いたりしたことをこのレポーターにどんどん書き溜めていこうと思う。

(2005年3月22日作成)


■ MOLESKINE レポーターはこちらで手に入ります。


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