
「いい万年筆で書きたくなる、とっておきの紙」
ライフ ライティングペーパーT25
1,575円
万年筆に合う、いい紙を探してみると、なぜだか便箋ばかりになってしまう。その昔、万年筆が、普段使いの筆記具として君臨していたころは便箋だけでなく、きっと色々な紙があったはずである。
それがいつしか、普段使いの筆記具の座をボールペンに受け渡してからというもの万年筆は手紙を書くものという位置づけになってしまったのだろうか。
便箋だけでなく、普段から万年筆をもっと楽しめる上質な紙があったらいいのに。。。
そんな折り、いいものが発売された。
ライフ社のライティングペーパーである。
表紙には、古きよき時代の雰囲気をそのまま残すクラシカルなものになっている。
それもそのはず、これは、ライフ社が20年ほど前まで販売していたものをこのたび復刻したものである。
やはり、昔はこういういいものがあったのだ。
表紙には、「BANK PAPER(バンクペーパー)」とある。バンクという様に、これは、銀行用として作られた帳簿用紙のこと。
そもそも帳簿は大変重要な情報を書き記すことから、書きやすさはもちろん、高い保存性、何度めくっても大丈夫という耐久性など紙としての基本性能が大変高いものになっている。
そんなバンクペーパーは、当然万年筆にとっても、相性のいい紙なのだ。
今回の復刻版では、万年筆での筆記を前提にしているようで、吸い取り紙が一枚綴じられている。
吸い取り紙の下には、たっぷりとバンクペーパーが100枚も綴じられている。上質な紙が100枚もあるので、手にすると、結構ズシリと来る。
紙は無地なので、それこそ便箋としてだけでなく、縦横無尽に使うことができるのがいい。
その紙を1枚だけ指先で触ってみると、やや厚めだが、取り立てて分厚いという感じはしない。しかし、一般的な紙と圧倒的に違う点がある。それは、紙のコシとハリ。
アイロンをしっかりとかけたシャツのようなハリがある。また、いかにも、繊維の目がぎっしりと詰まったという感じで、さすがに耐久性のいい紙と言われるだけはある。