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■ 「日常が新鮮になるステーショナリー」
ハイタイド+graf 「hum」


6月、東京ビックサイトで開催されたインテリアライフスタイルショー。

そこで、これは!というステーショナリーが展示されていた。

というのも、
このブースには私がこれまで見たことのない商品で埋め尽くされていた。

これは一体どちらのメーカーだろうとブースをグルリと見渡し、その社名を探してみると、「hum」とあった。

聞いたことのない名前である。

よくよくお聞きしてみると、これはハイタイドさんとgrafさんとのコラボレーションによって誕生したブランド。

はじめて見るというのも当然で、この展示会が初お披露目だということだった。

ハイタイドさんは皆さんもご存知のダイアリーを中心に様々なデザインステーショナリーを手がけているメーカー。

そして、今回私もはじめてお聞きするgrafさんは大阪を拠点に家具や空間、プロダクト、グラフィックなどあらゆるデザイン活動を行っているクリエイティブ集団。

ところで、この「hum(ハム)」というブランド名、きっと多くの方は食べるハムを想い浮かべたのではないだろうか。

私もはじめは、てっきりそうかと思っていた。

しかし、そのハムではなく、「ハミング」からきているということだった。

「hum」のコンセプトは、「思わず鼻歌をうたってしまうような」というもの。

また、「hum」には、「フムフム」という言葉も込められているという。

いずれにしても、楽しく遊び心を持ちながらアイデアを生み出したり、いい仕事をしていくための文具が今回いくつも発表されていた。

この「楽しみながら仕事をする」というコンセプト、私は、深く共感してしまった。

私のウェブマガジンの副題にもあるように「気に入った文具があれば、その日の気分まで良くなってしまう」ものだと私はかねがね考えている。

では、「思わず鼻歌をうたってしまうような」という文具をひとつひとつ見てみることにしよう。

ちょうどブースには、今回の「hum」のコンセプトを考え、デザインも手がけたというgrafの坂田 佐武郎さんがいらしたので直々にご説明いただいた。





■「 違う素材がとても馴染んでいる
 blocks double 、 blocks triple 

これは机の上に置いて使う収納ツール。

注目はその素材。

建築などでよく使われる MDF という木の素材とアクリルが使われている。

木とプラスチックということで、ある意味、両極端とも言える素材の組み合わせ。





正直このふたつはあまり仲良くはなさそう、という印象すら私の中にはあった。

しかし、それが見事にマッチしている。

まるで、がっちりと両者が握手でもしているかのように。

見た目だけでなく機能面でもよくできていて、透明と透明でない素材の組み合わせにより、「見せる収納」と、「隠す収納」がいっぺんに出来てしまう。

タイプは、二段用と三段用の2種類がある。

いずれもスタッキングが自由に出来、商品名にブロック(積み木)という言葉があるように、まさに自分の好きなスタイルに積み上げることができる。

また、中のカラフルなアクリル間仕切りも入れ替えることができ、まるで、家のインテリアの模様替えを楽しんでいるいった感じ。

と思っていたら、スタッキングした状態をよくよく見てみると、どことなく一つの建築物のようでもある。

* blocks double 7,140円
* blocks triple  8,820円
 

■「 かゆいところに手が届くメモパッド 」
pocket note

こちらはメモパッド。

鮮やかな中にも落ち着いた雰囲気もあるカバー。





ガッチリとした硬さのあるカバーをクルリとめくると、中にはメモパッドが入っている。

メモパッドには珍しく四隅が丸く仕上げられているのが新鮮。

坂田さんによると、
メモを1枚だけ切り離して、人にメッセージを残すといった使い方の際に、こうした丸みを帯びたものの方が丁寧さが伝えられるとのことであえてこのようにしたそうだ。

このメモには、さらなる楽しさがある。

先程、カバーの表紙をクルリと開いたが、そのうしろにまわした表紙を少しばかり下にずらせるようになっている。

これは立ったままメモをする時に、手の支えにするためのもの。

紙面の上の方を書いている時は紙面そのものが台になるが、書き進んでいき、だんだんと紙面の下側へくると、もはや手をのせることはできず、手を宙に浮かせてという状態になってしまう。

この時に、先ほどのずらしたカバーを台にする。

いつでもどこでも、手のひらでアイディアが考えられるようになる訳だ。





* pocket note 1,050円
リフィルは、無地と10mm方眼 各210円

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