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■「 アクティブ ファイル ! 」
 スチレンボード 850円くらい





先日取材で、
ポスタルコのマイクさんを訪ねた。

これまで京橋のショップで取材をしていたが、今回は都内某所にあるスタジオに来て欲しいということだった。

取材は打ち合わせ用の部屋で行われ、その後スタジオの中を見学させてもらった。

商品を企画するための部屋、出来上がった商品を梱包している部屋などもあり、ポスタルコワールドがそこかしこにあって、とてもワクワクしてしまった。

と、そこに面白いもの見つけた。

部屋の一画に、
腰の高さぐらいまであるスチレンボードが何枚も立てかけられていた。

「これは何ですか?」とマイクさんにお聞きすると、現在企画しているプロジェクトのためのボードとのことだった。

なるほど、そこには
企画中の商品のデザインスケッチから素材サンプル、スケジュール、会議をした時の資料などが全て一枚のスチレンボードにまとめて貼ってあった。

マイクさんは同時進行でいろいろな企画を手がけており、その一つ一つをこうしたスチレンボードで管理しているという。

さすがデザイナーということもあり、おそらくはただただ貼り付けてあるだけなのだろうが、まるでのデザインされたひとつの作品のようだった。

プロジェクトが終わるまでは、このようにスチレンボードに貼って管理して、最終的にはファイリングされていくという。

つまり、
これは現在進行形のアクティブファイルということなのだ。

マイクさんは、
このボードスタイルのメリットをこうも説明してくれた。

こうして現在取り組んでいるプロジェクトを貼って壁に立てかけておくと、別な仕事をしている時に不意に目に入ることがあって、いいという。

たとえば朝オフィスに来た時、ボードの一枚に目が行き、それがきっかけで新たなインスピレーションが生まれることも結構あるそうだ。

マイクさんによると、
こうしたやり方はデザイナーの人達の間では、結構よく行われているという。

これは格好もいいし、書類の管理方法としても有効そうだと思い、私も取り入れさせていただくことにした。


その週末に、
早速世界堂に行ってみた。

スチレンボードと一口に言っても、いろいろな種類があった。

サイズそして厚さが違うもが色々と並んでいた。

サイズは自分のオフィスの大きさを考えて、マイクさんが使っていたものより少し小さい A 1サイズにした。

このサイズがベストかどうかわからないが、ひとまず使ってみて、これで小さければ、また買い直せばいい。

一枚1000円もしないので、そんなに気にすることもない。

と言いつつ、
私はこのサイズで決めるまで30分ぐらいかかってしまった。


厚さは手に持った時にクニャクニャとしないやや厚めの5mm 。





とりあえずこれを2枚購入。

お店で見た時は、やや小さなものを買ったつもりでいたが、帰りの電車の中ではとても大きい存在に感じられた。


オフィスでスチレンボードを立てかけてみると、大きすぎずかと言って小さすぎることもなく、まずまずの選択だった。

早速使ってみよう。

まずは一枚のスチレンボードに、ファイルでいうところのタイトルを付けるところから始めなくてはならない。

こうした一枚のボードの形をしているが、これはれっきしたファイルなのだから。

ポスト・イットに目立つように10B鉛筆でタイトルを書き込みボードの上の方に貼る。





そして、
そのプロジェクトをに関係する資料などを貼っていく。

先程のタイトルの時はポスト・イットだからそのまま貼っていけたが、資料となると何かで貼り付けなくてはならない。

そこで、マスキングテープを使うことにした。

このボードは一つのプロジェクトが終了したら、全て剥がしてまた別のプロジェクトに使っていきたいので、キレイに剥がせたほうがいい。

一通り貼ってみると、何とも面白みのないボードになってしまった。





マイクさんの所でみた時のワクワク感というものが全くない。

なぜだろう??

そうだ、私の書類は文字だらけだからだ。

マイクさんのボードには、デザインスケッチやサンプル素材があったからワクワクしたのだ。

そもそもあえて、このボードにするということは後でいつでもサッと見返せるということにこそ、意味がある。

マイクさんの言うところの不意に見るというものだ。

でなければ、
これまでの様にクリアホルダーなどに書類を入れておけばいい。

とすると、
パッと見た時に備えてビジュアルにしたのものも貼っておく意味は大いにありそうだ。

単にワクワクするというだけでなく、新たなインスピレーションをふくらませるためにも、これは必要だと思う。

文字は読み込まなければならないが、絵などのビジュアルは意思とは無関係に目に飛び込んでくる。

これは一つ重要なポイントかもしれない。

そうは言っても、私にデザインスケッチが描けるはずがない。


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